狐を呼ぶ
 童謡や唱歌にオカルト的な意味を付与し、「本当は恐ろしい」と結論づけるこじつけが結構昔に流行った記憶がある。有名なところでは『かごめかごめ』を、「籠目」つまりオカルト的霊力を秘めた呪力を封じる籠に押し込めた何物かを巡り、彷魔が刻との境界をうかがわせる物語を展開するパターンだ。オカルトを信じるのではないが、オカルト的な文脈そのものは好きなので話の種として記憶をしている。

 好きついでにそのパターンを引き伸ばし、自力で他の歌をオカルトしてみたらどうかと思い、童謡『雪』を引っ張りだしてみた。因みに歌詞はこんなの↓(著作権切れ作品ゆえ全文掲載)。

雪やこんこ あられやこんこ
降つては降つては ずんずん積もる
山も野原も わたぼうしかぶり
枯木残らず 花が咲く

雪やこんこ 霰やこんこ
降つても降っても まだ降りやまぬ
犬は喜び 庭かけまわり
猫はこたつで丸くなる


 印象的な「こんこ」という言葉を狐の鳴き声と無理やり解釈し、管狐や飯綱(いづな)と呼ばれる霊狐を呼び寄せる呪文に見立ててみる。そうすることで「枯木残らず 花が咲く」が強大な呪力の発現の様子であるとの解釈が成り立つ。そして、その前の行の「わたぼうし」を霊力でもたらされた富により、贅沢な衣類を入手可能になったと表現しているのだと無理やりこじつける。

 その路線を継続するのであれば、二番は止まぬ雪と見做して天変地異をも引き起こす恐ろしき力と考える。なかなか壮大になってきたが、ついでであるのでその後の犬猫に関しても、只の動物ではなく犬神や猫又にしてしまえ。
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by muzina-giku | 2012-12-02 23:33 | 音楽

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