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母ちゃんは許しません
 いわゆる振り込め詐欺、電話連絡にて知人であることを誤認させ何らかの理由で被害者に金銭を提供させる詐欺の事を、公募の末に「母さん助けて詐欺」と名称変更したという話題を目にし、なんだか「冴えない」と思ってしまった。

 こういう新しい名称を付けるときというのは、とてもセンスの必要なことなのに、なんか結果としてボンヤリとした名称になってしまった感じが否めない。というか、往年の空耳「母ちゃん許して」を連想してしまった人間は自分だけではないだろう。



 そもそも、この新語が三ヶ月以上生き延びられるとは思えないのだ。そういう意味では非常な有害な公募であったといえよう。誰も使わぬ言葉は最初から死んでいる言葉である。

 また新しい言葉関係として、怒りの強いレベルを示す「激おこプンプン丸」という言葉があるというが、これなども来年の今頃までは生き延びられるとは思えない。それが15年後ぐらい未来に「かつての流行語」としてメディアに取り上げられたりして、それを見る度に「うわあ」と感想を漏らしてしまうのだろうな。
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by muzina-giku | 2013-05-13 22:50 | 時事
使い方へようこそ
 日本語にローカライズされていない外国製のソフトウェアを使う際、Read MeやHelpを見るのにどうしても英語に付き合わなくてはいけない。そういうものだと諦めてはいるのだが、しかしあの手の文書って何故、書き始めが「Welcome to ⁓」なのだろうなと思っている。

 別に「ようこそ」が悪いとは思わないが、何度もその手のものを参照していると、何となくイラついてみたりもする。ほぼ決まり文句みたいなもので、使用している連中に悪意がないのはわかっているが、もしもこの手の文章を翻訳するは目になった場合、外してはいけないのかなあという悩みが発生する。

 ともあれ、いくら昔に英語が嫌いだったとしても、こうして思わぬ理由で英語に取り組むハメになることは不思議でもない。むしろ、こうやって必要に迫られることで逆に習得そのものに気合が入るというものだろう。

 しかし、元々日本人によって制作されたソフトウェアでも、日本語が下手くそすぎてHelpの中身が全然頭に入ってこないという致命的なことも頻発するので、この界隈を舐めてはいけない。
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by muzina-giku | 2013-02-27 00:30 | 雑記
魚嵐
 日常で使用頻度の非常に高い外来語に漢字が当てられることが割とあるのだが、時々「それは漢字が必要?」と疑問に思われる事例も存在する。

 例えば、以下の漢字などがそうだ。
c0041164_0274549.jpg


 魚偏に嵐で「ぶりざーど」と読む。日本で作成された国字だというが、読み仮名に長音記号が入っているのが何だか奇妙だ。しかも、UnicodeのCJK統合漢字拡張Cの中にこっそり放り込まれていたりもする(U+2B679)。ただいくらUnicodeで制定されていてもフォントが用意されていない環境がほとんどなので直接表示することは難しいけれど。

 この漢字、一説には暴走族の落書きが発祥元だと言われており、この漢字を街で偶然見た学者が記録に収めちゃったとか何とか。で、ブリザードが気象現象なのに魚偏なのは、出世魚であるブリをイメージしてという説があるそうな。

 非常にツッコミどころ満載の漢字であるが、ネタとしての威力は抜群。しかしほとんど使う機会がない、それこそ暴走族の落書きぐらいしか用途のない言葉に、漢字が当てられるというのも変な話である。
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by muzina-giku | 2013-01-27 00:30 | 気になる言葉
コーヒーはブラック派
「砂を噛むような」という慣用句は、味気ないことの意味で使用されるのが正しいが、ごくたまに「砂を吐く」の意味で使用するものに出会う件。

「砂を吐く」は味気ないことの逆の意味で、ベタベタの恋愛話に接した際に気恥ずかしい思いをすることである。コーヒー紅茶に飽和溶解度の上限をはるかに越えた砂糖を投入し、溶けきれずにカップの底に残った砂糖を、あまりの甘ったるさゆえ口から吐き出す様子に喩えた言葉のようであるのだが、何かのはずみで「砂糖を吐く」から「砂を吐く」に変化してしまった模様。

 主にマンガ・アニメの愛好者、いわゆるオタクと呼ばれる人種が用いる用語であるが、その中でも特に腐女子が用いるのだそうな。まあ、ある意味で特殊な恋愛を扱う人種であるので、その界隈で通用する特殊な用語という位置づけなのだろう。

「砂を噛む」と「砂を吐く」が混同されるのは、同じ「砂」という単語を用い、それが口の中にある様子を示しているからだと思うのだが、混同されるのに逆の意味なのは面白い。どちらもザリザリとした粒子が口の中で不快な感触を伴うのだが、粒子に味が有るのか無いのか、それだけの差なのである。
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by muzina-giku | 2013-01-19 00:19 | 気になる言葉
しつこくねだるとウザがられる
「慌てる○○(自粛)は貰いが少ない」という諺があるのだが、言葉狩りに遭ってしまった単語が使われているために、公の場所では使用しづらい。意味は、「欲望に焦って大騒ぎすると却って損をする」ぐらいの感じであるが、使い所が多いのに使えずにもどかしい限りである。

 そういう言葉狩りの影響か、イギリスの劇作家ジョン・ゲイの作品『The Beggar's Opera』のタイトルは、現在『ベガーズ・オペラ』という単にカタカナ化しただけのタイトルに翻訳されているが、昔は別の訳であった。単純カタカナ化は翻訳としてはかなりつまんない部類に入るのだけれど、同作品のベルトルト・ブレヒトによるドイツ語翻訳・改変作品『三文オペラ』は気の利いた翻訳じゃないのかな。

 ともあれ言葉狩りで使えなくなった諺を、似たような意味を表すにはどうしたら良いのかという話になってゆく。意味が近い諺を引っ張ってくるか、あるいは自分で作ってしまうかだけれど、どっちもまた乗り越えるべきハードルは大きかろう。
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by muzina-giku | 2012-11-25 00:52 | 気になる言葉
正直なところ、流行していたという印象がゼロ
 今年も『新語・流行語大賞』の候補が発表されたのでリストを見ていたのだが、どうも流行とは程遠い単語ばかりが並んでいた。そしてネット上のスラングから発生した単語なんかは、元々発生した時期が古いやつが何かのはずみで新聞・TV等に取り上げられ、急に一般化したような言葉ばかりであった。

 候補を決める人間が旧来のマスメディアをベースにしており、そのためにTVよりはネットに重きをおいている人種にとっては既に「新語」じゃないという事態となっているのだろう。

 また聞きなれぬ『この人を見よ』などという言葉が入っていたが、これはスペインの絵画修復おばあさんが直そうとして失敗したフレスコ画のタイトルである。しかしこれなどはずっと「フレスコ画」と呼ばれていたのだから、今さら正確なタイトルを持ちだしてきても「ハァッ?」となってしまうのが落ちであろう。

 事実、自分などは「『この人を見よ』って新約聖書に出てきたやつだけど、なんでこんなのが」と思っていたのである。一応は一般教養として聖書は浚った経験があるのだが、それがフレスコ画と結びつかなくて結局は検索に頼ってしまったよ。
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by muzina-giku | 2012-11-10 00:38 | 時事
染み付いた王様体験はなかなか抜けない
 夏頃にいじめ自殺が社会問題として多く取り上げられていたせいか、アメリカ発祥の「スクールカースト」という言葉が教育の場などで一般的な用語となっていた模様。インドのカースト制度のように、属する集団によって学校内の地位が決まり、それにより学生生活が天国か地獄かが左右される現象を示す言葉だ。

 元々のアメリカに於いては、上位がジョックと呼ばれるスポーツ選手やそれを応援するチアリーダーたち、下位はオタク(理系、ガリ勉、音楽など各種分野)となっている。アメリカの学校においては優秀なスポーツ選手が活躍することにより、寄付金を集める経営方針となっていることが多いので、どうしてもスポーツ選手が優遇されるのだが、でも奴ら勉強しないからすごく馬鹿なんだぞという側面もあり。

 だが、そういう優遇措置も在学中だけの話で、有力スポーツ選手たちもプロ入りなどで社会的地位が得られるのは一部の者だけ、他は特筆することのない人生を送ってしまうらしい。しかし学生時代の上位カースト・王様体験は抜けないらしく、傲慢で頭の良くない人間になってしまうこともしばしばだという。

「田舎のガソリンスタンドの親父で、カッとなるとすぐ嫁を殴る」というタイプが典型的なジョックの成れの果てなのだそうだが、まあ想像ができないでもない。そしてジョックに虐められていたナードが妙なスキルを開花させてベンチャーを立ち上げていたり、技術系の職場に潜り込んでいたりして、かつてのカーストを逆転させているのも一般的な光景だそうな。
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by muzina-giku | 2012-11-02 00:04 | 気になる言葉
Shootという言葉
 英単語の「shoot」は、「(銃を)撃つ」という意味の他に「(画像を)撮影する」という意味にも使用される。

 紛争地帯で、持っているカメラを重火器と誤認され、カメラマンが銃撃される事件がしばしば起きる。カメラを構える姿勢が、重火器を構えているのに似ているからだが、もしかしたら「shoot」を撮影の意味に使用するのは見た目の類似から来たのかもしらない。

 最近、海外のニュースサイトで銃乱射事件の記事を読んだのだが、その際にGoogle翻訳にて「shoot(と過去形のshot)」が全て「撮影」と翻訳されていた。そのため人が亡くなったニュースであるのに、ドラマ化映画みたいな出来事みたいに感じられて、とても奇妙であった。

 ただ、銃撃と撮影を同一の単語で表現することについては、いろいろと面白い連想はある。海外(主に米国だが)ではムシャクシャすると「shoot(銃撃の方ね)」してしまうけれど、日本でムシャクシャして「shoot」というと隠し撮りなのだと。無差別銃撃のうち主に学校を事件現場にするものを「school shooting」と呼ぶそうだが、日本で「school shooting」と言ったらエロ教師による不祥事である。
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by muzina-giku | 2012-10-27 23:37 | 雑記
学歴を洗って、アイロンかけて
「学歴ロンダリング」という言葉があるそうな。高校卒業後の大学受験時にはレベルの高くない大学への進学だが、その後に大学院の進学や大学相互の編入枠を駆使し、世間一般に高レベルと思われる大学を出身校に変えるテクニックである。

 もちろんレベルの高い学校へと移動してゆく人すべてがロンダリングというわけではなく、優秀な人も少なくないとは思うのだが、学歴偏重の世の中ではどうも「ロンダリングはズルい」という印象が強いように思う。実際、妙な発言を繰り返す御仁の経歴を調べてみたところ、典型的なロンダリング例だったという話も多いので。

 そりゃあ、やっぱり学歴偏重の傾向がなくなるわけではないので、上を目指すのに少しでも楽な道を選択したくなる気持ちまでは否定できるものでもない。だが楽ができてしまうからこそ、求められているのは肩書きに見合う実力なわけで、その部分で苦労するという話も聞くのだけれど。
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by muzina-giku | 2012-10-17 00:05 | 雑記
英語の発音が酷い
「日本人の話す英語の発音が酷い」という感想が世界規模で存在するらしいのだが、世界中で言われるほど酷いものなのかとちょっと興味をもつ。TVのような万人向け最大公約数的メディアでは、あまりにひどい例は放送されないので、そこはネット上で探すべきだと「Japanese English Accent」で検索をかけてみたところゴロゴロと見つかった次第。

 印象としては、いちいち全ての音に母音を付け加える、LとRの区別ができてない、前歯と唇だけで全ての音を作ろうとする、という特徴があるのは理解した。それらを大袈裟に再現したスピーチを聞いていると、確かに腹立つわこりゃ。

 自分の英語が他人をけなせるほどのレベルだとは思わないけれど、口先だけの筋肉しか使わない英語は好きになれないと感じる。もっと喉の奥やら、歯列の外側の頬の内側の空間やら、そういうところを意識して母音を作るようにすると英語の発音は向上するのだけれどね。

 まあ現在のところ、日本で一般的な生活をしている限り頻繁に英語能力を要求されることは少ないが、それでも物事を多面的に見るためには外国語の能力を鍛えておいたほうが良いのだろうという予感はする。現在のように国際的な紛争っぽい状況では、第三者に自らの言い分を説明するには言葉が巧みな方が都合が良いだろうし。
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by muzina-giku | 2012-09-29 00:32 | 雑記

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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