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母ちゃんは許しません
 いわゆる振り込め詐欺、電話連絡にて知人であることを誤認させ何らかの理由で被害者に金銭を提供させる詐欺の事を、公募の末に「母さん助けて詐欺」と名称変更したという話題を目にし、なんだか「冴えない」と思ってしまった。

 こういう新しい名称を付けるときというのは、とてもセンスの必要なことなのに、なんか結果としてボンヤリとした名称になってしまった感じが否めない。というか、往年の空耳「母ちゃん許して」を連想してしまった人間は自分だけではないだろう。



 そもそも、この新語が三ヶ月以上生き延びられるとは思えないのだ。そういう意味では非常な有害な公募であったといえよう。誰も使わぬ言葉は最初から死んでいる言葉である。

 また新しい言葉関係として、怒りの強いレベルを示す「激おこプンプン丸」という言葉があるというが、これなども来年の今頃までは生き延びられるとは思えない。それが15年後ぐらい未来に「かつての流行語」としてメディアに取り上げられたりして、それを見る度に「うわあ」と感想を漏らしてしまうのだろうな。
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by muzina-giku | 2013-05-13 22:50 | 時事
プレミアついたからって手放さないけどさあ
 最近やたらと放送される携帯電話向けゲーム『アヴァロンの騎士』のCMを見ながら、「『アヴァロン』って言ったら『鍵』だよね」「いや、おいらは『霧』」という会話が発生する。なんというか発言者の生息地がよく分かる会話だな。

 自分の場合は「霧(M. Z. ブラッドリー『アヴァロンの霧』という小説がありまして)」なのだが、この本の日本語翻訳版が現在絶版状態で推薦するのもどうかという感じなのである。原作者が亡くなった際、どうも遺族の方々が全著作の翻訳権を引き上げてしまったらしい。

 とは言っても、本自体の数は結構出ているようなので古本を根気よく探せば発見自体は困難ではないのが救いではある。その一方でTVドラマ版『アヴァロンの霧』などという代物がアメリカで制作されていたらしいけれど。日本でも放送はされたようなのだが、自分は見事に見逃してしまった。

 ともあれ、この程度の話では特に古本の値段が釣り上がるようなことはないと思う。しかし最近、ロバート・F・ヤング他の短篇集『たんぽぽ娘』の価格が急激に釣り上がって「うひゃあ」という話なのだが、なんだかモヤッとする。どこそかのドラマ化された小説で取り扱われたという経緯からだが、一時期Amazonのマーケットプレイスで8万円近いような価格がついていたりして、何だか空恐ろしい思いを抱いた次第。

『たんぽぽ娘』は河出書房から5月に復刊の予定だが、プレミア付きの短篇集に収められていたブラッドリーの『風の人々』は翻訳権引き上げの経緯から復刻とはならないだろうが。

 関係ないけれど、そんなこんなでWeb上を巡っていたら沖積舎版サトクリフ『ベーオウルフ』が入手困難本扱いされており、状態良好の場合けっこういい値段であることを知る。多分、うちの魔窟に埋まっているはずだよなあ。
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by muzina-giku | 2013-03-20 00:40 |
「オートリバース」という言葉に反応しちゃった人
80年代ぐらいの古いドラマを見ているのだと思ってほしい。音楽を聴くためにカセットテープをラジカセにセットする。そして音楽をテープの終わりまで再生、その後テープを一旦取り出して裏返し、再びラジカセへとセットし再生ボタンを押す。このようなシーンを見た場合、昨今の若者は「テープを裏返す」ことの意味が分からないのだそうな。

 考えてみればカセットテープに音楽を録音するという行為をしなくなって既に何年経つのかという時代。今では音楽の再生できる携帯端末もあるし、CD-Rで音楽をコピーすることも出来る。似たようなテープ式の記録媒体であるビデオテープには「裏面」がなかったし、分かんなくても仕方ないよなあと思う。

 しかしそう思ってみても、当時の「録音したい音楽の再生時間を計算して、カセットテープの残り時間ギリギリまで使い切る技術」などに意味不明な懐かしさを感じてしまう年齢ではあるわけで、まあ何と言うか。

 またごく稀なケースとして、フロッピーディスク普及以前のコンピュータープログラムをカセットテープに記録した経験がある少数派でもあるわけで、そういうふうにカセットテープ話を展開するとどんどんオッサンホイホイとなってゆくなあ。
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by muzina-giku | 2012-12-30 00:24 | 雑記
歌の上手さと売上が正比例しない話
 最近やたらと芸能人のカラオケ採点番組をTVで放送している。流行る楽曲が昨今は片寄っているため、そういう番組も成立するのだろうけれど、ああいうカラオケ採点機で歌の上手さを可視化出来る環境になったのも、類似番組多発の原因になっているのだと思う。

 その手の番組を見つつ個人的に感じるのは、点数としての歌の上手さと、歌がヒットすることとは相関関係がないのだということである。なので採点機でいくら高得点が出ようとも楽曲購入まで至らぬ歌手もあれば、別に点数関係なく好きだという歌手もある。

 なのでその手の番組を見た後は、iTunes Storeを見ると非常に面白いことになっている。もちろん番組の影響で楽曲の売上が極端に上昇している歌手があるためだが、それが番組中の高得点歌手とは異なっているのが興味深いのだ。そのため、おそらくあの手の番組出場者での真の勝者は「ダウンロードで稼いだ奴」ということになるのだろう。

 そして似たようなことはフィギュアスケートの世界でも起こっており、「はいはい、今期最高得点。うんまあ、凄いねえ」という話。競技と興業は別の価値観で動いてるからねえ、あの世界は。
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by muzina-giku | 2012-12-14 00:09 | 音楽
正直なところ、流行していたという印象がゼロ
 今年も『新語・流行語大賞』の候補が発表されたのでリストを見ていたのだが、どうも流行とは程遠い単語ばかりが並んでいた。そしてネット上のスラングから発生した単語なんかは、元々発生した時期が古いやつが何かのはずみで新聞・TV等に取り上げられ、急に一般化したような言葉ばかりであった。

 候補を決める人間が旧来のマスメディアをベースにしており、そのためにTVよりはネットに重きをおいている人種にとっては既に「新語」じゃないという事態となっているのだろう。

 また聞きなれぬ『この人を見よ』などという言葉が入っていたが、これはスペインの絵画修復おばあさんが直そうとして失敗したフレスコ画のタイトルである。しかしこれなどはずっと「フレスコ画」と呼ばれていたのだから、今さら正確なタイトルを持ちだしてきても「ハァッ?」となってしまうのが落ちであろう。

 事実、自分などは「『この人を見よ』って新約聖書に出てきたやつだけど、なんでこんなのが」と思っていたのである。一応は一般教養として聖書は浚った経験があるのだが、それがフレスコ画と結びつかなくて結局は検索に頼ってしまったよ。
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by muzina-giku | 2012-11-10 00:38 | 時事
半分はヂョニィ
 ソーシャルゲームもガンダムもそんなに詳しくないのでアレなのだが、モバゲーの『ガンダムカードコレクション』が赤いモビルスーツだらけだとか何とか。

 よく分からないが、「赤だからといって彗星とは限るまい。半分はジョニー・ライデンなんじゃねえの?」と答えておいたら、「詳しいじゃねえか」と返された。

 まあ「ジオン軍にも白いやつ、シン・マツナガ(24歳)」とやったあとに、「キシリア様と同い年」とボソッとやっているので、ガンダムに詳しい疑惑は深まるばかり。でもガンダムは全部を通して見たことないから詳しいとは到底言えぬのであるのだがな。

 それでも本来のガンダムマニアな人たちが様々な場所に落としたネタ発言を適当に記憶していたら、なんちゃって詳しい人になってしまったのだよ。
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by muzina-giku | 2012-10-04 00:33 | 日記でしかない
合法的に耽溺する
 日本製のマンガやアニメが世界中で人気だと言われて久しいが、あまりに人気過ぎて世界の平和に役立ってるのじゃないかという説がある。

 例えば中南米の麻薬生産国などで、若者がマンガに夢中になりすぎて違法薬物を使用・購入しないという傾向が出始めているのだとか。その結果、現地のマフィアが収入を減らし、腹いせにマンガ・ショップを襲うという事件が起きているという話も聞く。

 しかし肉体を蝕む化学物質よりも、精神に働きかける創作物のほうが魅力が大きいというのは非常に興味深い話ではある。かたや違法、かたや合法なので、コソコソ隠れずに物品を流通させることが出来ることも、違法薬物に対してのマンガ類の大きなアドバンテージであるのだが。

 このように麻薬先進国(”先進国”呼ばわりはどうかと思うが)では、脱麻薬の流れがきているのだと思うのだが、逆に日本でわざわざ「脱法ハーブ」のような法の抜け道を探してしまうのはどうなのかと思わぬではない。そもそも日本はマンガが安価に入手できるんだから、薬物に頼らずとも精神の抜け道は確保できるのだし。

 だいたい「脱法ハーブ」といっても、違法薬物の指定が遅れているだけで体によろしくない物品である。今は法律上は取り締まれないとしても、同じ商品が数週間で違法薬物になっている可能性もあるわけで、「脱法」という言葉に安心しているのはバカだわな。
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by muzina-giku | 2012-09-26 00:32 | 雑記
画像でもあり、文字でもある
 最近TVのCMで、無地背景の中に横書きの文章が一行だけ画面の中央に表示される画像を使う例が多い。何か見覚えがあると思ったら、NHKの番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』で番組の途中に挟み込まれる黒字に白い文字のシーンのブリッジ(繋ぎ画面)を真似ているのだろうな。

 しかし、このように文字だけを中央に配置した画像を頻繁に見るものだから、それぞれ何のフォントを使用しているのかが気になって仕方ない。

 どれも細身でウェイトの軽い角ゴシック体を使用しているというのは分かるのだが、表示される時間がフォントを見極めるには短いので、判別には至らず。結局、検索に頼るわけだが、本家である『プロフェッショナル』では、確証はないが「ニューロダンL(フォントワークス)」なのじゃないかとの情報を得る。

 このように気になっていたフォントが何であったか分かった(おおよそだけど)ことは良かったが、しかしその行程でいろんなフォントを見すぎて、少し文字のゲシュタルトが崩壊中。文字であるが言葉の意味よりも、デザインのほうが気になるので多少の実害が出ている感じだ。
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by muzina-giku | 2012-09-04 00:36 | 雑記
ヘタウマ系
 スペインにて、絵画修復に関しては素人の80歳の女性が、教会のフレスコ画を修復しようとして全然別の絵にしてしまうという事件が起きた。元々の絵について、歴史はあるけれど画家としては地元の名士程度の存在なので事件が起きるまでは注目されていなかったけれど、事件後には話が大きくなりすぎて観光客が殺到する事態となっているそうな。

 全然別の絵というけれど、修復後は正直言うとあまり上手くない絵(平たく言うと下手)というのが、話を大きくした要因となっている。まあ、下手は下手なりにとても味のある絵だが、多分「修復」云々がなければ見向きもされぬ絵であるのだろうなあ。

「修復しちゃった」女性は、それなりに絵を描いてきた経歴があるようだが、しかし「描ける」のと「直せる」のは別の技術であるのは周知の通り。だから手をつけたはいいけれど、徐々に別物になっていき歯止めが効かなくなって本人は焦ったのだろうなあ。で、最終的には「ああもう」という感じか(特に口元なんかは)。

 紆余曲折を経て、今度は専門の修復家を導入して、元の絵を取り戻せるか否かという議論の最中なのだという。しかし騒ぎのきっかけとなった「あの絵」がどうやら現在大人気になってしまったらしく、そちらも保存したいとの意見もあるのだという。で、ワルノリした人がTシャツ作ったり、例の絵を素材にデジタルコラージュで戯画を日々生産中なのである。
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by muzina-giku | 2012-08-28 00:24 | 時事
生死の境(流行語の)
 流行語の話をしていると時々出てくるのが、マスコミが流行らせようとしているのに結局定着しなかった「なんちゃって流行語」というもの。はやらせようという意図があるのだからメディア等でやたらと使用して接触する頻度自体は高いけれど、言葉の示す対象自体に実体がない、言葉のセレクトが対象にマッチしていないなどの理由から、使用されなくなると同時に忘却されてしまうたぐいの言葉である。

 その手の言葉として、個人的に挙げておきたいのは「カウチポテト族」と「ジベタリアン」であろうか。

 前者の「カウチポテト族」はカウチ(ソファー)に芋のように転がり、テレビやビデオを終日ダラダラ見る人々を示すアメリカの俗語。日本では「ポテトチップスをつまみつつ」と付け加えられることも多い。おそらくレンタルビデオ業界が、そのような生活形態を持つ顧客が増えることで売上がアップすると見込んでいたようだが、カウチを一々ソファーと言い換えるなど面倒くさい説明を付け加えなければならないからか、定着し切る前に流行語としては終了してしまった感がある。ただ、概念そのものは「ビデオ見ながらゴロゴロする」という言い方に残っているようだが。

 後者の「ジベタリアン」は繁華街や駅前など、公共の場で辺り構わず座り込む若者のこと。彼らが邪魔で見苦しいと感じ、流行語によりひとまとめに恥ずかしい名称を付けて流行らせる意図は明らかであるが、気づいてみると所構わず地べたに座る若者自体がめっきり減ってしまった感じがする。出現地自体が消滅というわけではなかろうが、複数の若者でたむろすることが減ったからなのかも知れぬ。

 どのみち生き残れなかった言葉というのはどこか座りの悪い代物で、死んでしまうのも仕方ない気はする。一方で出自は流行語であっても、きちんと生き残る言葉はそれだけの理由があるということだろう。
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by muzina-giku | 2012-07-23 23:35 | 気になる言葉

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
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