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君に書かむ、文の書き出し
 海の向こうの国に恋人に手紙を書こうと思うのだけれど、胸がいっぱいで最初の一行も書き出せないという歌詞の曲を思い出しているところ。電子メールも携帯電話もない、国際電話は料金が馬鹿高い時代の歌である。

 自分は別にラブレターを書いているわけじゃないんだが、書きたいことがどうしても形にならない時というのは似たようなものなのかと思う。それこそ一行目から一世一代の大名言を放り込みたいという時だ。

 そういう欲求に悶えつつ、深夜の通常でない精神状態で言葉を捻り回すのだ。書きたいことへの偏執的な愛と、作業の困難さへのストレスとがないまぜで、これはこれで楽しいのだが、しかし書き記すべき言葉は一向に立ち現れぬ。

 スランプといっていいのだろうけれど、書くべきネタが無いのではなく、溢れかえっているというのが問題なのかも知れない。ダメなら諦めるということができず、見えてるものから目が逸らせぬのであるし。
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by muzina-giku | 2013-01-31 00:58 | 日記でしかない
魚嵐
 日常で使用頻度の非常に高い外来語に漢字が当てられることが割とあるのだが、時々「それは漢字が必要?」と疑問に思われる事例も存在する。

 例えば、以下の漢字などがそうだ。
c0041164_0274549.jpg


 魚偏に嵐で「ぶりざーど」と読む。日本で作成された国字だというが、読み仮名に長音記号が入っているのが何だか奇妙だ。しかも、UnicodeのCJK統合漢字拡張Cの中にこっそり放り込まれていたりもする(U+2B679)。ただいくらUnicodeで制定されていてもフォントが用意されていない環境がほとんどなので直接表示することは難しいけれど。

 この漢字、一説には暴走族の落書きが発祥元だと言われており、この漢字を街で偶然見た学者が記録に収めちゃったとか何とか。で、ブリザードが気象現象なのに魚偏なのは、出世魚であるブリをイメージしてという説があるそうな。

 非常にツッコミどころ満載の漢字であるが、ネタとしての威力は抜群。しかしほとんど使う機会がない、それこそ暴走族の落書きぐらいしか用途のない言葉に、漢字が当てられるというのも変な話である。
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by muzina-giku | 2013-01-27 00:30 | 気になる言葉
It's worth the fight.
 正義だとかそんな大袈裟なものではないけれど、自分の信じるもののために戦わなければならない瞬間はある。具体的な戦い方なんぞはよく分からないが、しかし振り上げた拳を叩きつけるばかりが戦いじゃないんだとは思うのだけれど。

 で、連日報道されるアルジェリア人質事件のことなのだが、命を落とした人たちの実名を報道するのか否かについて、その方面で揉めておるのだそうな。報道したい側は曰く「犠牲者の生きた足跡を記憶にとどめるため」だとかなんとか、反対している人たちは「メディアスクラム怖い」と。

 しかし犠牲者を記憶にとどめるなどと言いつつ、おそらくそんな主張をしている奴らは一年後にはどの犠牲者の氏名も思い出せないような気がするなあ。現に死んではいない関係者としてアルジェリア大統領アブデルアジズ・ブーテフリカ氏の名前を諳んじている人すらいないのだからな。

 だがマスコミ的には犠牲者の経歴でも調べて、その情報を報道でもしない限りネタが足りなくて紙面や時間を潰せないのじゃなかろうか。本来ならば、事件に至る現地の政治状況をザックリでも纏めあげて提供したほうが後学のためにもなろうが、そんな基本的なことも出来ないくらい現在のマスコミはレベルが下がっているのだろうから。

 たとえ犠牲者の実名報道は叶わぬとしても、企業として犠牲者を出してしまった日揮を取材すれば個々の人をピックアップせずともそれなりの分量のネタを拾い上げることは出来るのだろうが。紛争に巻き込まれるリスクを抱えつつ、民間企業が世界に進出することについて、熟考の材料を抱えているのだろうから。
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by muzina-giku | 2013-01-25 00:52 | 時事
原因究明するまでが責任です
 世界の航空機事故を取り扱ったナショナルジオグラフィックチャンネルの番組『メーデー』を見ていると、事故の原因究明と関係者の対応が適切だったか否かという部分に重きを置いているのが分かる。だが、日本での似たような内容の番組では、事故そのものの経緯が中心で、結びでは「何人死んで何人助かった」で終わってしまうことが多い。そもそも、死んじゃうような事故も取り扱わなかったり、その辺りは国民性の問題なのかもしれないが。

 現在ボーイング社の新型航空機787が、バッテリー加熱と燃料漏洩の問題を抱え運行中止状態にあるのだが、安全運行のためには原因が特定されるまでは動かす訳にはいかないだろうことは理解できる。それこそ「バッテリー燃えたけど落ちなくて良かったね」ではなく、どこが不具合の中心かを見極めねばならんのだ。

 その状態について、イギリスのTVニュース等では「日本製の部品が多いので、どーのこーの。カーボンファイバーの機体が云々」などと報道しているのだが、ボディーとバッテリー加熱が関係あるようには思えぬのだがなあ。確かにバッテリー部品は日本製だけれど、アセンブルするのはフランスなんだから日本の技術だけの問題とは限らぬだろうし。またバッテリー以外での問題となっている燃料漏洩を引き起こすパイプについては丸っとそのままイギリス製ですぞ。そういうわけで工業系の話題に疎いのはどこの国のマスコミも似たようなものらしい。
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by muzina-giku | 2013-01-23 00:28 | 時事
Photoshopって凄い
 テレビで自動車のキズ消し塗料の通販CMを見ていたのだが、「傷がこんなに綺麗に消える」的なシーンにて、画像処理の出来が甘いせいか画像加工ソフトを使っているのがバレバレな感じであった。

 なので、ついつい「Photoshop、すげーなあ」と家族と喋っていたのだが、直後にお肌が若返ると称したサプリメントのCMに。もうせっかくだから、それも「Photoshop凄い」という事にしておいた。

 その調子で行くと、髪の毛が増えるのもPhotoshop、ダイエットに成功したのもPhotoshopでいけるような気がしてきた。

 ちなみに、ネットで流通する動画の世界で、古典的ヒットとしてPhotoshopで女性の画像をスマートにする過程を記録したものがあったが、やっぱり使いこなすとPhotoshopは凄いなという感想。


 まあPhotoshop自体は安いソフトではないのだが、通販で買い物に散財するのと比較したら有益な使い道のような気がする。
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by muzina-giku | 2013-01-22 00:52 | 日記でしかない
コーヒーはブラック派
「砂を噛むような」という慣用句は、味気ないことの意味で使用されるのが正しいが、ごくたまに「砂を吐く」の意味で使用するものに出会う件。

「砂を吐く」は味気ないことの逆の意味で、ベタベタの恋愛話に接した際に気恥ずかしい思いをすることである。コーヒー紅茶に飽和溶解度の上限をはるかに越えた砂糖を投入し、溶けきれずにカップの底に残った砂糖を、あまりの甘ったるさゆえ口から吐き出す様子に喩えた言葉のようであるのだが、何かのはずみで「砂糖を吐く」から「砂を吐く」に変化してしまった模様。

 主にマンガ・アニメの愛好者、いわゆるオタクと呼ばれる人種が用いる用語であるが、その中でも特に腐女子が用いるのだそうな。まあ、ある意味で特殊な恋愛を扱う人種であるので、その界隈で通用する特殊な用語という位置づけなのだろう。

「砂を噛む」と「砂を吐く」が混同されるのは、同じ「砂」という単語を用い、それが口の中にある様子を示しているからだと思うのだが、混同されるのに逆の意味なのは面白い。どちらもザリザリとした粒子が口の中で不快な感触を伴うのだが、粒子に味が有るのか無いのか、それだけの差なのである。
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by muzina-giku | 2013-01-19 00:19 | 気になる言葉
山賊化
 戦乱が終結なり休戦なりして戦闘状態が収まると、戦闘に従事していた兵士や傭兵が失業して食い詰め、かと言って兵士以外の職業に従事もできず、結局は食い詰めた挙句に山賊へと変貌する。割と過去から起こっている話だが、そういうのの現代版が世界各地で騒動のもととなる「武装組織」というものらしい。

 武器の扱いに慣れている、横流しなどで武器を保有している、暴力行為に躊躇いのないなどの特徴で非常に危険な存在であるのは確かだが、そういう組織も先立つモノを必要としているのは合法的組織と代わりはない。

 アルジェリアにおける天然ガスプラント建設現場作業員拘束事件もその流れで発生したのだと思われるが、関連する国や組織が多すぎて全体像が分かりづらい事この上ない。隣国マリでのフランス軍による武装組織鎮圧に対抗してとの犯行声明はあるが、実情は新しく立ち上げられた武装組織のデビュー戦との見方あり。

 しかし早い段階でアルジェリア政府が武力投入を決定したためか、ただでさえ現状確認がしづらい状況なのに、さらなる混乱で情報が錯綜しているようである。こうも錯綜してしまうと、初期段階で無事だったのが何人かも分からぬし、また戦闘によって後から何人の負傷が発生したかの前後関係が分かりづらくなる。

 むしろ分かりづらいことでアルジェリア政府としては「悪いのはテロリスト」という、非常に単純な結論で集結させてしまうのじゃないかと心配しているのだが。事態の長期化も困ったものかと思われるが、こういう乱暴な解決法は別の混乱のタネとなるではなかろうか。
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by muzina-giku | 2013-01-18 00:48 | 時事
ゴミを喜ぶ
 あらゆる害悪に目を瞑り美しいものだけに触れて生活することは難しい、というかほぼ不可能であろう。なんやかやで世に溢れる物の八割九割はゴミクズであるので、それらを取り除くことが不可能であるからだ。

 なので、せいぜい審美眼を養ってダメなものを取り除き、良い物を選別する作業を繰り返すことになるのだけれど、その労力たるや呆然となるレベルである。しかし呆然とする暇があるのであれば、努力の送料計算に余分な労力を使わず、黙々と選別し続ける他はない。

 年も開けたので、過去に自分で作成した文章データをさらっていたのだが、やはりというか八割九割ゴミなのである。でもある程度の年数の人生を経ていればそんなもの慣れっこであるので、今さら妙な感慨もなく。

 その昔は、それらゴミクズを読むのが不快でたまらず、またそれらが自分の手によって作成された事実に我慢ならなかったが。慣れた後の今となってはゴミに手を入れることでブラッシュアップする喜びも分かってきたし、また少量含まれる宝の価値も理解するようになってきた。

 むしろ時々とんでもない低レベルゴミを発見し、その低レベル具合に悶えるというマゾヒスティックな喜びに目覚める始末。そういうのは手を入れてしまうと逆に普通となってしまうからなあ、ダメなまま残そうか、優等生的に直そうかと、別の観点から悶えるという本末転倒具合。
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by muzina-giku | 2013-01-16 00:45 | 雑記
反・体育会系
 高校バスケ部での顧問による体罰事件のニュースが世間を騒がせているのだが、あの報道を見るといかに世の中体育会系思考が嫌いな人間が多いかよく分かる。要はああいうので嫌な思いをした奴らが多いということなのだろうが、とても理解できるのである。

 自分は殴られこそしなかったが、「水飲むな」の時代であったため、夏のスポーツ練習の際にしばしば鼻血を吹いて倒れていた口である。当時は血が止まるまで休んで再び練習ということになりがちだったのだが、考えてみればそれで死んでしまう可能性もあったわけで今考えると非常に恐ろしい。ちなみに熱中症時の鼻血量は長い時間止まらないので非常に多量になりがち。

 そうやって命にかかわるようなことを「根性」で押し通してしまうことも問題だが、他の一切をスポーツのために犠牲にさせておきながら、結果が出なければ「やめちまえ」では精神的な支柱をへし折ったと言っても過言ではなかろう。

 努力や根性という言葉を否定するわけではないけれど、方向のおかしいのは勘弁してほしい感じである。少なくとも暴力抜きの場で知恵を使い、トレーニングの意味を納得するという過程は必要であろう。
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by muzina-giku | 2013-01-15 00:23 | 時事
正しくて効果的
「正しい方法」があるわけではなく、「効果的な方法」がいくつかあるという状況。

 例えば料理などはそうなのだけれど、調理をする際に最終的には食材を無駄にしないで腹の中に収められれば良いだけのこと。だがその際に食材のポテンシャルを引き出すのに食材や調理法に対する知識や技術を注ぎ込むことで、料理をレベルアップさせるのは「効果的な方法」となるだろう。

 しかし「正しい」については一旦棚上げとしておいて、一方で「致命的」なのが存在するというのが難しいところである。料理が下手すぎて食えない代物を作る人が世の中に少なからず存在しているようだが、それは既存の枠組みで捉えていいものなのかどうか。

 そういうようなことを、「カズノコをハヤシライスに入れて煮込んじゃう人」の話を聞いて考えてしまった。カズノコは煮込むと硬化して噛みきれぬゴム片のようになっちゃうからなあ。おせち料理の残り物を有効活用する意図だったらしいが、「カレーだと普通なのでハヤシでね」という考えが透けて見えるのもアレだな。
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by muzina-giku | 2013-01-14 00:23 | 雑記

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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