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ファイナル・ジャッジメント
 オリンピック柔道をついつい決勝まで見てしまう。日本としてのメダルという言い方は嫌い(メダルは勝ち取った人のものじゃないか)だが、獲得する過程は見ていて興味をそそるものがあるのは確かだ。

 柔道に関しては前日のジャッジ云々があったせいか、審判が締め直された感じでじっくり柔道に集中できる試合が続いたのだが、それもまた変な感じがするところではある。今日できることを何故前日まではできなかったのかということなのだが、しかしジャッジ騒動で妙な注目を浴びてしまったということなのかもしれない。

 開催国が博打公認なお国柄、そのために八百長やら贈収賄関係に組織委員会がピリピリしているとの報道を聞くが、公平性を疑問視されるようなジャッジが続けばいろいろなものが動くのだという道理は分からぬではない。実際に不正が行われているか否かということではなく、「おかしい」と思われてしまうことで批判を浴びてしまう。

 それでもジャッジの公平性がどうかよりも、会場の雰囲気がアレだ。紆余曲折の末に勝敗決まったら観客が全力でブーイングだもの。試合途中から相当モヤモヤしていたからだとは思うのだけれどね。
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by muzina-giku | 2012-07-31 01:01 | 雑記
深い意味があるのか、無いのか
 ロンドン五輪が開幕し、その開会式で流された音楽が話題となっている様子。iTunesStoreでは、すでにそれらの曲のうち37曲を集めたものがアルバム化されて販売されている。

 それにしても、選手の入場行進でPet Shop Boysの『West End Girls』が演奏されているのは驚きである。歌詞の意味は都市生活の閉塞感と貧富の格差というものだが、ものすごく深読みするとヤク中がブツブツ言いながら歩いているような歌詞にも聞こえる内容だ。開会式の演出監督ダニー・ボイル氏は映画『トレインスポッティング』の監督でもあり、何となく世界観が重なる気がするのだけれど。

 上記のはあくまでも深読みであり、ものすごく不謹慎な感想であるが、しかし同じ選手入場中に演奏された曲が『Stayin’ Alive』で「まだ生きてる」という意味だから、ここを深読みするのもまた不謹慎だなあ。

 またPet Shop Boysには、そのものズバリ『London』という曲があり、これもまたロンドン在住者の閉塞感を表している。といっても、こちらは紛争地域からの移民で、食い詰めているという設定。というわけでデリケートな問題を含んでおり、オリンピックで演奏することは出来ぬ内容である。
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by muzina-giku | 2012-07-29 00:33 | 音楽
ニンジャ・サッカー呼ばわり
 名古屋グランパスの関係者はとりあえず「我が軍の」と言ってみる。なので昨夜のロンドン五輪サッカー男子・日本対スペイン戦での印象は「我が軍の永井が」なのである。

 特にバカみたいなスピードと、しつこくシュートを狙う姿勢は世界規模で注目されたらしく、海外の新聞ではニンジャ呼ばわりされているところもあるらしい。また、シュートを何度もトライした割には今試合では一点も上げられなかったことを評して、「スピードあるんだからシュートじゃなくてゴールの枠の中に走ってきゃいいじゃん」とイタリアあたりでは言われている模様。

 で、こういうふうに注目されると永井も海外移籍の話が来ることになるのかなあと思う。我が軍の例のオッサンが、移籍で苦労した経験があるからなのか、基本的に「オファーがあったら受けろ」という人であるので、話があればすんなり海外行きなのだろう。

 選手が移籍してしまうとクラブレベルでは台所事情が大変になってしまうけれど、そうやって海外で経験を積むことで日本代表の底力が上がってゆくのだからある程度は我慢が必要なのだろうな。だが台所事情にいつも悩むお陰で「次を育てる」「代替選手の目星をつける」という癖がつくんだから、長く上位に留まるチームになるステップと考えるべきである。
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by muzina-giku | 2012-07-27 23:53 | 時事
臭い予言
 ブラジルの自称予言者が、昨年の大震災を予言したと言い出したらしい。いつものように後出しジャンケンの類であるが、例のごとく「警告文を送ったが誰も聞いてくれなかったので大惨事」とやっている模様。

 大体、自称予言者だとか、自称霊感体質なんてのは、注目されたがりの中二病をこじらせた嘘つきであることが大半であるので、下手に信じるとつけあがらせてしまい面倒だ。ともあれ、奴が「当たった」と称するのは全て事後の発表であり、事前の予言で綺麗に的中はしていない。

 そもそも昨年の、6月と7月にもマグニチュード6.8の地震が起きると予言していたのだが、何も起きなかったのである。で、なんでか知らないが両方共予言の日付が26日だったので、何となく思うにこの人は数字の「6」が好きなのだと思う。

 疑似科学やオカルトをネタとしていじる分には面白いが、こうやって人死を自分の名誉欲を満たすために利用するバカというのには腹が立つのだ。
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by muzina-giku | 2012-07-26 00:48 | 雑記
知の垂れ流し
 インターネットが普通の技術になり一般人でも簡単に情報を発信することができるようになったわけだが、そのことによりネット上に垂れ流されている知の量といったら。

「知」といっても、世界最高峰の学力ばかりではなく、おばあちゃんの知恵袋的な身近なものまでも含むのだけれど、そういうのをきちんと整理して俯瞰できるように出来たとしたら、もっとものすごい世界になってしまうのじゃないかと思うのだが。

 幸か不幸か、そういう俯瞰的な視点、大局的な物の見方を出来る人というのは非常に少ない。だからこそネット検索で少しずつネット上から知識を削り取りつつ日々を暮らすことが出来るのだが、綺麗に物事がまとまってしまったら知識が巨大パッケージとなってあらゆる場所から攻めてくるようになるわけで、知識が大量すぎるのもまた不幸なことになるのだろう。
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by muzina-giku | 2012-07-25 00:04 | 雑記
生死の境(流行語の)
 流行語の話をしていると時々出てくるのが、マスコミが流行らせようとしているのに結局定着しなかった「なんちゃって流行語」というもの。はやらせようという意図があるのだからメディア等でやたらと使用して接触する頻度自体は高いけれど、言葉の示す対象自体に実体がない、言葉のセレクトが対象にマッチしていないなどの理由から、使用されなくなると同時に忘却されてしまうたぐいの言葉である。

 その手の言葉として、個人的に挙げておきたいのは「カウチポテト族」と「ジベタリアン」であろうか。

 前者の「カウチポテト族」はカウチ(ソファー)に芋のように転がり、テレビやビデオを終日ダラダラ見る人々を示すアメリカの俗語。日本では「ポテトチップスをつまみつつ」と付け加えられることも多い。おそらくレンタルビデオ業界が、そのような生活形態を持つ顧客が増えることで売上がアップすると見込んでいたようだが、カウチを一々ソファーと言い換えるなど面倒くさい説明を付け加えなければならないからか、定着し切る前に流行語としては終了してしまった感がある。ただ、概念そのものは「ビデオ見ながらゴロゴロする」という言い方に残っているようだが。

 後者の「ジベタリアン」は繁華街や駅前など、公共の場で辺り構わず座り込む若者のこと。彼らが邪魔で見苦しいと感じ、流行語によりひとまとめに恥ずかしい名称を付けて流行らせる意図は明らかであるが、気づいてみると所構わず地べたに座る若者自体がめっきり減ってしまった感じがする。出現地自体が消滅というわけではなかろうが、複数の若者でたむろすることが減ったからなのかも知れぬ。

 どのみち生き残れなかった言葉というのはどこか座りの悪い代物で、死んでしまうのも仕方ない気はする。一方で出自は流行語であっても、きちんと生き残る言葉はそれだけの理由があるということだろう。
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by muzina-giku | 2012-07-23 23:35 | 気になる言葉
「あの女」
『SHERLOCK』の第二シーズンが放送され、いきなり「あの女」ですかと感心する。

 元々のBBC版においてはジョン(ワトソン)のブログというものを実際に作りドラマと連動させるということをしていたのだが、そのブログの日本語翻訳版というものも出来ているらしい。でも見ると激しくネタバレする模様なので、見るのを躊躇するという痛し痒しの状態だ。

 しかしNHKBSプレミアムでは吹き替え版だったのだが、字幕版か何かで役者本来のセリフを聞いたほうが色々と気づくこともあるらしい。シャーロック・ホームズの仇敵であるモリアーティにアイルランド訛りの強い俳優を起用しているところなんかは、あちらの演劇の歴史を知る人にはニヤリとするポイントの一つだそうで。モリアーティという名前自体がゲール語で「海から来た男」の意味であり、またあちらの演劇には「ステージ・アイリッシュマン」という特定の役柄を示す言葉もある。
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by muzina-giku | 2012-07-23 00:36 | 日記でしかない
知恵をつけると、要らぬ心配が増える
 某TV番組にて、スタジオに子猫を大量に登場させている場面を見る。しかし、その子猫たちが全てマンチカンであったため、繁殖業者による無責任な大量繁殖なんじゃないかと心配をする。

 マンチカンは遺伝性の病気を発症しやすいため、それを避ける目的で「足長×短足」で交配することが望ましい。だが、その場合は短足の遺伝因子が劣勢であるため、生まれた子猫のうち四分の一程度しか短足が生まれない。悪質な繁殖業者の中には、高価に取引される個体を増やすため、遺伝疾患についての不都合にあえて目をつぶり短足同士の交配を強行する者もいるそうだが、後々に大きな問題となることが確実なので迷惑である。

 また番組中、その子猫の可愛さを引き立てるためなのか、金魚鉢をスタジオに持ち込み、中で泳ぐ金魚へと子猫をけしかけている場面を見る。欧米であれば、金魚相手に虐待を行ったと見做されるであろうが、そうでなくとも金魚愛好者は卒倒しそうだ。まあ、それよりは18世紀の英国の詩人トマス・グレイの作品「Ode on the Death of a Favourite Cat, Drowned in a Tub of Gold Fishes(金魚鉢で溺れた愛すべき猫の死に寄す賦)」を思い出すところか。
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by muzina-giku | 2012-07-22 00:26 | 雑記
身体と道具
 最初から使い勝手の良い道具に出逢えるのであれば何ら問題はないのだが、そんな運の良いことなどめったにない。なので道具に身体を馴染ませる訓練をするか、体に馴染むように道具を調整するかを選択しなくてはならぬのだ。

 だが仕事の初期の段階では、道具も分かっちゃいないし、身体もまだ出来ていない。なので道具いじりと身体作りを並行してやっている状態となる。そしてしばらく続けるうちに、それぞれについて何となく理解できるようになるのだ。

 そんな感じなのでコンピュータに新しいソフトウェアを導入する時などはトライアウト版が配布されていると非常に嬉しいと感じてしまう。分からないものを理解するために使い込む時間があれば、身体を馴染ませる価値のある道具か、あるいは体に馴染むように設定をいじれるか、そういう部分がわかるのだし。
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by muzina-giku | 2012-07-21 00:04 | 雑記
11ヶ月
 もうじきBBC制作ドラマの『Sherlock』第二シーズンがNHKBSプレミアムで放送されるので待ち遠しいところ。NHKでの放送では吹き替え版になってしまうので英語のニュアンスが抜け落ちてしまうのだが、英語云々言って気合を入れるのであれば円盤を買ってしまうのだろうなあ。

 第一シーズンにおいてとんでもない終わり方をした(あれを滝壺と見なせば、文字通りクリフハンガー)せいで、第二シーズンを見ないとモヤモヤするのである。おさらい再放送で興味を持った人たちにとっては待つのは一週間未満だが、去年の8月から待っている身としては、まさに「長かった」と言わずにはおれない。

 だいたいドラマでのクライマックス・シーンのセリフ回しが一字一句原典そのままだったとか、原典での矛盾のいくつかについて現代的な解釈で解決していたりとか、原典を知っている人向けの仕掛けも満載なので、始終ニヤニヤしつつ見ることになるのだろう。
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by muzina-giku | 2012-07-20 00:43 | 日記でしかない

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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