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充分に加速してから引っ張る
TVを見ていたら、海外のバイクメーカーが制作した長テーブルを使ったテーブルクロス引きの動画を紹介していた。見ているとかなり不自然な部分が多く、すぐにそれがCGを使った嘘画像であることは分かったのだけれど。
 その後、ライバル会社がCG無しのバージョンをつくり、そちらはクロス引きには失敗で、「嘘画像なんざ作んねーよ」的な文書を入れて対抗をしていた。

 しかし別方面、我らが国の公共放送・NHK教育の『大科学実験』なる番組で、上記二つの動画で使われたよりもさらに大きなテーブルでテーブルクロス引きに成功しているのを見ているものだから、その二つの動画を鼻で笑いながら見ていたのである。

『大科学実験』の「リンゴは動きたくない!?」の回では、約10メートル四方のテーブルクロスをラリー仕様のスバル・インプレッサを使用し、時速140キロで引っ張っていた。慣性の法則について理解を深めるためのプログラムであったのだが、画像的には非常にインパクトを感じた。

 CM用の映像と、教育用のそれとは、制作意図などが違うのは分かるが、しかしCGを使った物よりも、リアルに手間をかけて撮影した物の方が迫力があるというのが皮肉な話だ。むしろ、CGで何でもできるからと、現実の事象をしっかり観察しないから、肝心なところで手抜きをしてしまうのかも知れないのだが。
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by muzina-giku | 2010-09-30 23:46 | 雑記
無駄に見えても
 今回のように資源不足の危険を前にして、何処ぞの大学で地道に行われていた研究に光が当たるなんてことが起きるのは我が国ぐらいなんじゃないだろうか。多くの国においては、すぐに儲かりそうな研究ばかりに力が入り、成果が出るまでに時間がかかりそうなのは後回しにされる傾向があるのだからな。

 近隣諸国で科学分野でのノーベル賞受賞者がほぼ存在しないのは、やつら実験データを取る際に都合の良い物ばかりを採用し、都合の悪いデータや失敗データを廃棄してしまうからだという。

 都合の悪いデータが出てくるとなれば仮説の段階で何か正しくないことを含んでいる証にもなり、そこで推論を練り直すというのが科学の本筋である。また数値のバラつきがデータに表れるのであれば、実験環境を見直す必要があるのかも知れない。そのように、一見駄目に見えるデータでもわざわざ示すことで、都合の悪い物を隠さなくて正直な実験データであるという印象を与え、また捏造の嫌疑を晴らす役割もある。
 たとえ実験中のミスにより、得られたデータがまるで無駄になってしまった場合でも、ミスの内容自体では別のアイデアの発端になることは起きる可能性があり、捨ててしまうのは勿体ない。

 そもそも一つの問題に対して、一つの証明しか存在しないわけではない。ある方法が駄目ならば、別のアプローチを考えてみるべきで、最初から求めるものが得られるわけでは無い。堂々巡りの末、全部駄目だとなれば、たぶんそれは虱潰しで潰された大きな一匹であるのだろう。その結論で得られるのは「この仮説は間違っている」なのだが、同じ分野の別の研究者に無駄足を踏ませないという役には立つのだ。
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by muzina-giku | 2010-09-30 00:23 | 理系
ロック気分でモーツァルト(誤訳風)
 整髪剤のCMで、往年のヒット曲『ロック・ミー・アマデウス』の替え歌バージョンが流れていて、非常に懐かしい気持ちとなる。
 音楽史に残る偉人モーツァルトをパンク・ロッカー呼ばわりする歌詞も痛快であるし、また曲調もヒップホップ(当時はラップと呼んでいたが)でクラシックに媚びていないのもよろしい。気どった物を見ると、時折無性に茶化したくなるものだが、そんな気持ちを代弁するようで、いい楽曲だと当時は思ったのだった。

 原曲を歌っていた歌手ファルコは、1998年に自動車事故で死亡している(検死の際に血中からアルコールとコカインが検出)のだけれど、元々の曲がインパクトが強くて、その後にも多くのカバーが存在する。
 要は結構愛された歌だったわけで、その所為か楽曲発表25年を記念して、この曲を収録していたアルバム『Falco 3』の特別版が、ヨーロッパで発売される予定となっているそうな。

 ともかく、モーツァルトはパンク呼ばわりであるのはいいとして、他のクラシック界の偉人はどうなのかと、別方面の興味も涌いてくる。バッハは不動のプログレで良いとして、ベートーベンやらチャイコフスキーやら、ビッグネームはまだまだ多数残存だ。
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by muzina-giku | 2010-09-29 00:43 | 音楽
煩悩の旗
 昨日の記事の、男性機能打ち止め 日本は赤玉・米国は星条旗説について考えていたところ、赤玉=日の丸説へと発展を遂げる。

 定説では、例の赤い玉は古いパチンコ台での打ち止めの印である玉ということになっている。しかし、この手の馬鹿馬鹿しい都市伝説においては、ネタがどんどんと進化してゆき、その結果、あれは福引きのガラガラ(正式名称・新井式廻轉抽籤器)で上位の等級の賞品が当たった時に出てくる色つきの玉だという説が登場するに至った。この場合においては盛大にハンドベルを振り鳴らし、万国旗を飾りながらおめでとうと言うのだが、当たりが出てしまうことで「もうそこには良い商品がない=打ち止め」と連想されるようになったと説明される。

 このように、ここでも旗が登場するのだから、旗のエロさはハンパ無いということなのかも知れない。アメリカかなんかで行われたインターネットでのアンケートにて、女性が性的な状況で感極まった際に脳裏に浮かぶ映像で最も多い物は星条旗と記憶していたのだが、残念ながらソースが見つけられなかった。しかし、アメリカ人作家ニコルソン・ベイカーの小説『もしもし』においては、ヒロインのアビィが然るべき状況においてイメージした画像というのが、マサチューセッツ州の紋章が見えたとの台詞を口にしているので、そういうこともありうるのかも知れない。

 ともあれ、もしも赤玉が形を変えた日の丸であるのであれば、日本以外の国では打ち止めの際にどのような物品が出現するのかが気になるところだ。既に述べた米国が、ヒネリも無く直截的に星条旗であるのだが、別の国ではもう少しユーモアを利かせて欲しいところ。
 例えばカナダでは国旗に因みメイプルリーフが排出されるのだが、それはすなわち紅葉である。なので、我が国の老齢ドライバーが高齢者を示すために自動車に取り付ける通称「紅葉マーク」のサインをものすごく嫌がった理由がよく分かるとでもしておこう。
 別の国においては、赤地に星やら、何か紋章っぽい物付いてるやら、そういうのを盛大に曲解しておけば良さそうに感じる。ヨーロッパに多い三色旗なんかは、変な色の汁が出るってことで。

 しかし、このように国旗で変なイメージを膨らませると、でっかい国旗を抱えて移動する政治活動家が、妙なイメージになってこないでもない。旗の大きさで、あちらの方面の威力を誇示するとかなんとか、ともかくケシカラン方向だ。


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赤玉が近い|(2009年11月14日)
国旗で男子は奮い立つのか?|(2010年9月27日)
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by muzina-giku | 2010-09-28 00:12 | 雑記
国旗で男子は奮い立つのか?
 キーワード「赤い玉」で検索すると、本ブログが非常に高い順位で表示されてしまうのだが、多分そういう位置付けなのだろう、このブログが。別にそういうのは構わぬのだけれど、例の「赤い玉」の都市伝説自体が、結構マイナーな部類に入るらしくて、意味が分からぬ人がかなりの数存在するらしい。

 そりゃ、元々は手作業で出玉を補充していたパチンコ台から連想した赤玉なので、現在のように機械での補充が充分になっていたり、パチンコで遊ばぬ人だったりすればピンと来ぬのは仕方ない。
 しかし都市伝説とはいえ、コロンとした赤い玉ではなく、血が混じった液体なんかが然るべき場所から放出されれば、ちょっと驚くのではなかろうか。その場合は迷わず医者に診てもらうべきだけれども。

 ところで、このような「男性機能の最終段階に象徴的な物品が放出される」というネタは海外にもあるのか疑問に思った次第。

 真偽の程は不明だが、米国においては赤い玉に当たる物は「小さな星条旗」らしい。それが最後の最後に、例の場所からパンパカパーンという具合に飛び出すという噂だ。
 その星条旗の都市伝説が成立しているのかどうかは別として、国の象徴の一つである旗を性的なイメージに結びつけているのは、まあ何と言うか。だがこのように一つ知識が増すごとに、ごく普通の物品を色眼鏡で見てしまうようになるのも確かなのだが。


ちなみに以前の赤玉に関しての記事はこちら↓
赤玉が近い|(2009年11月14日)

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煩悩の旗|(2010年9月28日)
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by muzina-giku | 2010-09-27 00:23 | 雑記
「なんじゃこりゃクリック」を誘わねば
 アルファベット(3文字ぐらい)+数字(48ぐらい)というネーミングのアイドルユニットが大量発生しているようで、その方面にあまり興味のない身としてはどれもこれも見分けがつかない。

 同じ記号(単語)を繰り返し見せられていると、そのうちに意味が分からなくなってしまう現象のことを、心理学の用語で「ゲシュタルト崩壊(意味飽和)」と呼ぶのだが、あまりに大量の「アイドルとして集合している似たような年頃の女子の固まり」を見せられている所為で似たような領域に侵入しているような気がする。

 要は、人類の脳の使い方としては、危険を感じないことを知っている「変化しない物」よりは、正体の分からぬ「初めて見た物」に対して注意を向けた方が、限りある脳の認識力をより効率的に使えるから、そのような自体に陥ってしまうのだと思われる。だから、他の何かに似ている物というのは、速い段階ならばいざ知らず、ある程度時間が過ぎ去ってしまった時点では埋没する危険を孕んでいるのだと言える。

 どれほどに多様な系統の物が出てきても追ってゆく根性を備えた人間が、全体人口の何パーセントいるのかは知らぬけれど、大半の者にとってはアイドルグループらしい程度の認識で終了しているのが現状だろう。その意味で飽和状態であるのは間違いない。

 その昔、一世を風靡したスパムメールの件名で「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」というものがあった。その意味不明さで興味を惹かれてメールを開いてしまった人間多数という非常に強烈なネタなのだが、ネーミングにもこれぐらいのセンスが必要なのは言わずもがなである。
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by muzina-giku | 2010-09-25 23:55 | 雑記
さんずいに秋
「湫」という字を教えてもらう。「くで」あるいは「くて」という読みで、恐らく地名のような固有名詞にしか使わぬ漢字だと思う。意味は草の生えた湿地帯のことだそうで、この文字を使う土地は元々そのような環境であったのだと推測される。

 何故この文字を教えてもらったのかというと、今年の猛暑の最中に猫どもがあちこちで力尽きて「クテッと寝てた」という話をしていたから。言われれば、手応え無くグネグネしている猫どもと、ジメジメして安定していない地面の様子はどこか通じるような気もする。

 しかし、ここに来て急に気温が下がったせいで猫どもは急に温もりを求め、温度が高い場所を要求し出して、すでにクテッとはせず、むしろ丸くなり始めている。で、膝やら脇の下やら、そういう人間の動きを封じることのできる箇所めがけて、大挙して押し寄せるものだから寝返りが不自由になっているのであった。
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by muzina-giku | 2010-09-25 00:06 | 日記でしかない
瓶詰め
 田舎的経済学の果て、何らかの物々交換の果てに生パイナップルを手に入れる。しかし生のパイナップルを食うと、含まれる酵素のために口の中がイガイガしてしまう(アレルギーではないが)ので、どうしたものかと考えて、結局は刻んでジャムだ。何かあまりにもヒネリがない。

c0041164_0224672.jpg


 出来上がった物を瓶詰めにして、熱をまだ保った状態のまま逆さにして蓋まで殺菌をする。パイナップルだけでは少し量が少なかったので、同時に入手した桜桃缶も刻んで投入しているのだが、果物と缶詰めの組み合わせというのが、元々のルートを感じさせてくれて感慨深いものである。
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by muzina-giku | 2010-09-24 00:24 | 日記でしかない
吸って吐く
 文章書きの話。主に小説のこと。

 本人の努力如何に関わらず、何を書いてもエロい物になってしまう人はいる。場面転換のリズムが取れず、何となく書き足すとそれが全てエロシーンになってしまうとか。そういうのは書き始める前段階の、文章を体に貯め込む段階でエロい物しか読んでこなかったからなのではないだろうか。

 同じように、何を書いてもラノベ、何を書いても昼ドラ、何を書いても携帯小説、という話は星の数ほど目撃する事例である。そういうのが悪いということでは無いのだが、少なくともある特定のジャンルが永遠に継続することは滅多に起こらぬので、多く接触したジャンル以外の物も余裕があったら摂取しておく方がいい。

 しかし、何かのはずみでブームに乗ってしまうと、それが単にブームに過ぎないのに自分の力と過信してしまうことがあって、その錯覚が見えない部分での準備作業をおろそかにする原因となる。でもそういうのは、他所からは見えぬだけで、自分のアンテナを広げる作業でもあるのだが。

 そういう事を考えながら、自分はどうなのかと自問すると、どうやら何を書いても蘊蓄小説になりかねぬという結論に。本編にはまるで関係のない蘊蓄ばかりを書き連ね、話の流れを大きく阻害、その結果きちんとした着地点には降り立てぬそんな物ばかりを書くような気はする。
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by muzina-giku | 2010-09-23 00:15 | 雑記
天安門の護符
 日本釣振興会のウェブサイトがサイバー攻撃を受け、一時その内容を改竄されていたというニュース。どうやら中国漁船衝突事故に関連して、「釣」の一字が「釣魚島」に関連していると勘違いされたのが理由らしい。何と言うか、トバッチリお気の毒というところである。

 ともあれ、かの国においては政治的な衝突があればサイバー攻撃となるのがデフォルトらしく、その意味ではこんなところで呑気に「釣」などと書いていたのでは拙いことになるのでは無いかと一瞬頭を抱える。しかし、かの国では特定のキーワードが含まれているサイトに対してアクセス自体を禁ずる方針があるのを思い出すのであった。

 そして次のような情報があるのを見つける。
『同人用語の基礎知識/いつもの呪文』

 これは同人サイトなどで、かの国からのアクセスを弾き、画像の無断転載を未然に防ぐ目的で設置する最も簡単な方法として、広く知られたやり方のようなのだが、何と言うかいろんな意味で執念(我が国の防御本能と、かの国の草の根交流への欲求と、2つの意味で)を感じる情報でもある。

 ともあれ呪文全部を使わずとも、かなりのアクセスを弾くとの噂もあり。そのついでに海外経由のスパムなんかも弾いてくれればありがたいのだけれど。

 というわけで、四の五の言わずに天安門。
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by muzina-giku | 2010-09-22 00:35 | 未分類

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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