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砂男
E.T.A ホフマンの『砂男』だったのではないか。人の目に向かって砂を撒き散らす砂男という妖異がいるのだという。それが夜遅くまで寝ない子供の元にやって来ると、目をえぐり取ってしまうのだそうだ。
 おそらく出所は間違いないのだけれど、本当はきちんと確認しないといけないと思う。しかし発掘が面倒くさいなあ。

 えぐり取られるか否かについてはひとまず置いておく。ただ非常に眠いからなのか、まるで目に砂をかけられたかのように瞬きが多い状態である。
 むしろドライアイを疑ったほうがいいのかもしれないが、それよりもディスプレイが白く明るいことの方が目に厳しいような気もする。あるいは急に暖かくなって、黄砂や花粉が飛び散る季節になったからなのか。気温的には過ごしやすくても、そういう危険があるので春は侮れない。

 ともかく原因の一つかもしれぬドライアイが軽症のうちは、まぶたを暖かめの濡れタオルで1,2分間ほど保温するという対処法があるそうだ。
 涙腺から分泌する涙の成分には、蒸発を遅らせるためにわずかだか油脂が含まれているという。それが目の周辺への血流が滞ると、若干だか皮膚温が下がり、そのために涙腺の出口に詰まってしまう。しかし体内に存在する油脂であり、涙とともに目の表面へと流す成分であるため、少々温めれば溶け出し、涙腺の詰まりも解消するという理屈で温度を与えようということのようだ。
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by muzina-giku | 2008-02-29 23:33 | 雑記
狙撃手は一人物陰に潜んで
 とあるドラマの番組宣伝用のCMを見て、頭を抱える。

 立てこもり事件などで犯人と交渉する役目の人間、いわゆる交渉人を主人公とした連続テレビドラマの最終回である。フィナーレということで派手な演出を行なおうということなのだろう、犯人の立てこもり場所を30人の狙撃手が取り囲んでいるという設定だ。
 これが30人の警察官というのなら分かるのだが、狙撃手を30人も用意出来る警察署とはどんなところなのだろうと思ったのであった。

 そんなに簡単に狙撃手ってなれるものなのか。それよりも30人もの狙撃手がいたら、狙撃の指示がきちんと伝達出来るのだろうか、と悩む。
 むしろ「船頭多くして船山に登る」という諺に近い状況なのだろう。ちなみにこの諺を「みんなで協力したら、不可能も可能になる」という誤った解釈で覚えていた人間もいるので注意。

 実際に番組そのものは見ていないのだが、番組宣伝用CMを見た限りでは、毎回銃火器が大量に出てきて「大丈夫かあ?」と思うこと頻りであった。一昔前の刑事物ドラマならともかく、いちいち山場で銃撃戦というのでは「交渉人」をテーマにした意味がないのではないか。
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by muzina-giku | 2008-02-28 23:02 | 雑記
軸部分増量
 チクワのテンプラ(青海苔味)を家で作って喰ったのだが、どうもチクワの肉が薄いのである。調理前の大きさは通常だったのだが、揚げた後は明らかに薄っぺらなのであった。
 どうやら外側の大きさはそのままに、穴として中空になっている部分の割合が大きくなっているようだ。諸物価値上がりのため原材料を減らし、その上で見た目が小さくならないようにするための工夫のようだが、結果として出来上がったテンプラにはがっかりする。縮みすぎて喰った気がしないのだ。

 食品の値上がりについていろいろと取りざたされているが、同様の手法で「見た目そのまま、原材料削減」という風になっている食品は他にも在るのだろうな。

 ということで、チクワで満たされなかった食欲は、ゴボウの唐揚げで埋め合わせた。繊維の多い野菜なので腹に溜まるし。
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by muzina-giku | 2008-02-28 00:19 | 日記でしかない
まぎわらしい
 正しくは「まぎらわしい」である。

 最近、台所にファンヒーターを置き始めた(これまではストーブ)。そのファンヒーターにはタイマー機能があり、スイッチを入れると決まった時間後に火が消えるようになっている。そして火が消える刻限が近づくと、注意をうながすため電子音の短い音楽が流れ運転延長するか否かの選択を迫ってくるのだった。

 火を使う機械なので安全のためにこれぐらいのことをするのは当たり前であるし、理解もできる。しかし、音楽を使うことによって一つ深刻な事態が起きている。
 それは、使用されている音楽が、電気炊飯器の炊き上がりを知らせる音楽とまったく同じであるということだ。そのため紛らわしくて仕方ないのだが、傍から見たらどうでも良いことでもある。

 電化製品を大量に用いた文明的な生活を送っていると、必然的に周囲には電子音が溢れるということになるのだろう。そのため、その中のいくつかは似たような音、紛らわしい音になるのも必然なのであろう。

 しかしだからといって、我が家族のうちに何人かが同じ着信音を使い、呼び出し音が鳴る度に携帯電話大捜索になって大騒ぎ、という事態を許しておけるほど気が長くないのも確かである。
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by muzina-giku | 2008-02-26 23:32 | 日記でしかない
音が必要
 ある男が、書店にて平積みになっている新刊本やベストセラーを物色していた時のことである。何の魔が差してか、一冊のケータイ小説を手に取ったのだった。
 どうやら、一回見てみないことには批判もできぬだろう、との思いからの行為であったのだが、このことが後に大きな後悔を彼にもたらすこととなる。

 まず手に取る。そしてページを開くがそこは最終ページ。
 ケータイ小説は横書きが基本であるため、通常の縦書きの小説とは開く方向が逆であり、そのため想定されている順番とは逆方向に表紙を開いてしまったようだ。そのためにわずかばかりのストレスをそこで感じたのだという。

 気を取り直し、改めて本来の表紙の側からページをめくる。
 横書きで書かれた文章、そして不必要にまで多い記号類とオノマトペ。見た目で頭がクラクラしたのだそうな。
 また、日本語のフォントは基本的には横書きの印刷物には適さないため、ほとんど読み進められないとのこと。

 結果、3行も読まぬうちに戦略的撤退を期すことになったのだという。

 たとえ拙い内容でも、こういう物を読んだ若い人間に読書する週間が植え付けられるのは良いことだと言う者もいるのだが、それにしては目指す方向が違いすぎるのではないかと思うのである。
 なんというか、よそ見をしていても登場人物の科白を聞いていればストーリーが追える連続テレビドラマのようなものなのではないか。おそらく文字などというまどろっこしいやりかたなどではなく、オーディオブックのような音声で展開するような形式の方が向いているであろう。
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by muzina-giku | 2008-02-26 00:05 |
防風林が消えて
 風が強いので「こんな時こそ防風林の実力が発揮される」と思った。しかし、ここ何年かにわたる地域の開発のせいで近所にあった高木が多く切り倒され、辺り一面は吹きっさらしである。
 そのため、諸事情のため洗濯した大物の布製品が吹き飛ばされ回収に手間取った、ということが起きたのだった。ああ、大変。

 かつて小学生であった頃、学校の西側にミカン畑が存在していた。社会の授業の時、農業について学ぶため、その畑の持ち主に話を聞くということをした。この時にミカン畑のまわりに植えられているホソバの樹(標準和名ではイヌマキ)の生け垣が防風林であり、冬の強風の際にミカンの枝が折れないために防護する役割をするのだと学習した。

 時が経ち、そのミカン畑の持ち主も変わった今、その場所は公園(という名の駐車場)となっており、かつて防風林と教わった木々は切り払われてかなり見通しが良くなってしまっている。
 当然、今日のような風の吹き荒れる日には、遮蔽する物は何もなく吹き荒れる風に翻弄されるのみという具合となっている。ミカン畑の防風林であったものは隣接する小学校にとっても風を防ぐ役割を担っていたはずで、そう考えると木が切られてしまったせいで校庭などもえらい事になっていたのではないかと思うのだが、今日は休日なので関係無いのかな。

 でも、何らかの役割があるなしに関わらず、樹木が大量にバッサリ切られてしまうのは悲しい。
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by muzina-giku | 2008-02-25 00:08 | 雑記
ごぜんさま
 夜遊びに興じて帰る時間が遅くなり、日付が変わってから帰宅することを俗に「ごぜんさま」と言う。その「ごぜんさま」という言葉を書きかけて、はたと思ったことがある。

 漢字どうだったかな。
 一日のうち前半にあたる0時から12時の間、すなわち午前という時間帯に自宅へと到着するという意味では「午前様」であろう。しかし元々ある用語、目の前にいる身分の高い人を示す言葉としての「御前様」に、駄洒落的にこじつけた言葉なので非常に紛らわしくは感じる。
 たぶん「午前様」で良いのだろうが。

 しかし、御前という呼びかけは、英国のミステリ作家ドロシー・セイヤーズの作品において、召使いバンターが主人である貴族探偵ピーター・ウィムジィ卿へ話しかける際に使っていた記憶がある。
 翻訳物なので、こういうのは「ご主人様」などでも意味が通じれば良いのだろうけれど、しかし一度この「御前」というのを見てしまうと他の言葉には替えられない気がしてくるな。でも、書き言葉だから意味が通るけれど、映像作品や朗読のように、音で場面を伝えるような形態になると「ごぜん」では意味が通じにくくなりそうだ。
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by muzina-giku | 2008-02-24 00:39 | 気になる言葉
流行りの展開、飽きて、ネタバレ状態
 流行りなのか、フィクション作品にサイコな登場人物が出てくることが多くなった昨今。
 サイコとは、ヒッチコックの映画『サイコ』に出てくる殺人鬼を語源とした、精神状態が正常ではない犯罪者のことを指す俗語である。つまり通常では考えられぬ思考経路をたどり、自らの犯した殺人や性犯罪を正当化するような性質の犯罪者とでもいえば良いのか。

 世の中が、どうも優しさを前面に出してくる傾向が強まったからなのか、フィクション世界に悪を描くことが難しくなってきた。そのためなのであろう、理解し難いかたちでの悪の表現としてサイコな登場人物を配置しているのだと思われる。

 そういうことは理解出来るし、また物語の世界には魅力的な敵役が出てきてこそストーリーが華やかになるということも分かる。
 だがあまりに多くのサイコが様々なフィクション作品で使われ続けたため、最近はサイコっぽい展開の気配がするだけで拒否感は覚えるようになってしまった。理由を一言でいうと「飽きた」

 また、リアルの世界で若い女性が殺されるというような事件が起きると、いかにもしたり顔で犯人がサイコ野郎であるかのようなコメントを出す専門家というのが登場するのだが、そういうのも怪しい。そんな時に限って、実はサイコなど一切関係もなく、二時間ドラマなどにありがちな「色か金」という話だったりもするのに。

 ただ、作品としての『サイコ』には実在のモデルがおり、その人物については違うタイプのサイコ野郎であるのが興味深いことである。
 また同じ人物が、映画化もされた別の作品『羊たちの沈黙』でもモデルとなっていて、そのためにこの種の事件と犯罪者に詳しいマニアな人々には序盤から7割以上ネタバレ状態となってしまっていたのも良い思い出である。
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by muzina-giku | 2008-02-23 00:47 | 雑記
知らない方が健全だが
 知識だけで、実際に経験していないことをあれこれ書くのはよろしくないという人もいるけれど、だからといって違法行為となってしまうことを経験するわけにもいくまい。
 そうしたわけで、ある種の違法な薬物について調べることはあるのだが、一般的な人間として本来そうあるべきであるように所持や使用したことは一切ない。ていうか、それが普通だと思う。

 しかし困ったことに本当に文字による知識だけなので、具体的なところがさっぱりわからない。ただフィクションで取り扱われるようなステレオタイプに描かれる濫用者をイメージするばかりである。
 そんな薬物濫用者について、具体的イメージを持つことで何らかの役に立つとも思えないのだが、もう少し知識があればこの種の犯罪行為を防止するための啓発活動に使えないかと思ったので、少し気になっているのだ。

 たとえば、大麻に関して。これを吸引する際に、煙に特有の臭気があるのだという。嗅覚は非常に疲労しやすい感覚で、非常な悪臭であっても特定の刺激にさらされ続けていると鈍磨し、しまいには匂わなくなってしまうという。そのため体臭が大麻くさいのに本人にはそれが感じられず、そのために公共の場へ匂いを撒き散らしながら登場し、それが大麻所持の証拠になってしまうことがあるのだと言う。
 だが、そういう知識はあっても、実際の大麻がいかなる匂いなのかは知らないため、おそらく近辺に臭い人間がいても気がつかないのだろうな、と思うのであった。そういうのが分かる人間は、大麻に接近した経験がある者ということだろう。
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by muzina-giku | 2008-02-22 00:21 | 雑記
自分一人だけ、1日が25時間になりますように
 いろいろと雑な仕事を押し付けられて疲労中。
 こなさなければならないことなのだが、きちんと片づけたとしてもそう大して感謝などされていないのだろうな。単に普通のことが普通に運行しているという認識だけで、労働している人間が細かく薄く、少しずつ磨り減っているのだとは思いもしないのだろう。

 それほどひどい状態でもないのだが、眠気がひどいのでとっとと寝た方が良いのかもしれない。使いものにならなくなる前に休むべきか。

 ただ、日付が変わってからのアニソン10連発は真面目にきついので、こちらがマウスのケーブル引きちぎってぶん投げる前に止めて欲しいものだ。
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by muzina-giku | 2008-02-21 00:29 | 日記でしかない

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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