<   2007年 09月 ( 29 )   > この月の画像一覧
16年間のブランク
 翻訳物のシリーズ小説で時々、「以下続刊」と謳いながらも刊行が停止して延々と待たされてしまうことがある。出版してみたものの予想より売れなかった、映像化されてその公開に合わせて続刊を出版するために待たせる、などの理由があるが、ここに翻訳版を刊行していた出版社が倒産してしまい続刊刊行が不可能になったという例がある。
 そのため16年ほど音沙汰無し、続きは望み薄かと思われたある日、なぜかまるで関係のない出版社から新訳で復刊する。

 長期間のブランクを伴うためそのシリーズを取り巻く状況は複雑になっており、それは全く別の出版社からシリーズのまるで関係のない巻が出版されているという状況に現れている。出版社が変わると翻訳者も変わり、そのためか重要な用語のいくつかが違っていて、脳内で慣れている方に変換するという変な読書方法になりがちである。

 いっそ原書で読むという手が、おそらくはもっとも待たされない方法であるのだとは思うのだが、そこまで気合いが入るとおそらく歯止めが利かなくなるのではないかと予測される。
 とはいえ16年は我慢できたのだから、もうしばらく「以下続刊」がちゃんと達成されるのを待つつもりだが。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-30 00:38 |
禁止事項多数
 血の出る話が世間を騒がせているようなので、凶悪犯が快楽殺人者に出会ったという設定の小噺などを少々。

 ある一軒家に凶悪犯が強盗を目的にやってくる。まずは穏やかな態度で住民を安心させ、家の中へと入り込み、相手が油断したところで殺害して金品を奪い取ろうと計画をした。
 一方、狙われた側の住民は殺人を犯すことに快楽を感じる異常者で、家を訪れた凶悪犯に対しても「目撃者無しに獲得できた獲物」ぐらいにしか考えていない。結果、凶悪犯は被害者となってしまう。

 凶悪犯であるため殺された側には捜査の手が伸びており、行方を探す公的機関の捜査員が住民に聞き込みをするのだが行方は杳として知れず。また、殺した側も死体を処理する方法が特殊であったりすれば、様々な意味で状況は渾沌としてくるのであろう。


 ただ、この手の異常性が強調された事件の話(今回は創作だが)で軽口などを叩いていると、周囲の人間に食わず嫌いな食品が増えるようなので程々にしなくてはならないようである。最近では食品ではなく、ボーリングのマイボールの話題を禁止されたばかりなのだが。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-29 00:16 | 日記でしかない
獣に頼らない
 軍事のカテゴリーとして動物兵器というものがある。これは兵器の一種として訓練された動物のことで、古くは騎兵隊を組織するための軍馬、昨今では実用化はされていないが軍用イルカなどがある。
 エロと戦争という二つのジャンルに関しては、人類の文明を発展させる大きなパワーを持っていると言われる。しかし、様々な動物兵器を調べていくとアイデア倒れに終わっているものも多くて、本当に知恵を尽くして考え抜いた戦争用の道具なのかと頭を抱えるような事例も多い。もちろんこうしたアイデアに巻き込まれ、命を失った動物たちにとっては大迷惑な話である。

 さて、この手の動物兵器の話でもっとも有名な事例の一つは第二次世界大戦中にソビエト軍が使用した地雷犬(あるいは対戦車犬)であろうか。これは敵戦車の下に潜り込むよう訓練された犬を地雷をくくりつけた状態で戦場に放ち、目標へと潜り込んだところで起爆させるという兵器である。戦車をも無力化させる威力を持った爆弾を背負っているため、当然のことながら作戦終了後には犬の命は失われる。
 動物愛護の精神からは非常に外れる代物なのは確かだが、そこまで犬の命を無駄遣いしても思ったほどの成果を上げられぬ兵器でもあった。戦場の混乱におびえ戦場を離脱し役立たずに終わることもあったが、むしろ問題となったのはおびえた結果、自軍戦車の下に潜り込んで見方に被害を及ぼす場合が多々あったということである。
 考えてみれば、いくら訓練を受けたとはいえ犬にも危険を回避しようという本能はある。その本能を上回るような訓練を、死ぬことを前提に養っている犬に受けさせるのは、ある種の労力の無駄遣いということであろう。

 そうしたわけだからなのか、昨今では爆弾を抱え敵地に飛び込んでいくのは犬ではなく、言葉での指示を完璧に理解できる二本足の哺乳類であることが非常に多い。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-27 23:37 | 雑記
芸術の秋ということにしておこう
 血が出るアニメは諸事情に配慮して自粛される傾向という流れがある。しかし、芸術の名の元に血の流れる表現を行なった場合、意外とあっさり容認されてしまうような気もする。

 例えばカラバッジオというルネサンス期の画家がいる。多くの宗教画を描いた画家であるのだが、素行に問題のある人物でもあり喧嘩の果てに知人を刺し殺すという事件を起こしたことでも有名。そのエピソードのせいか彼の描く流血場面に生々しさを感じる向きもあるようだが、それでも彼の肖像はイタリアの10万リラ紙幣に採用されたこともある。

 あるいはイギリスの芸術家ダミアン・ハーストなどはどうなのか。1990年代に、切断された家畜をガラスケースに収めた作品で有名になった芸術家である。作品に対するセンセーショナルな反応は当然なのだが、これらを芸術と取るかグロテスクな見せ物と取るかは意見が分かれるものの、それでも彼の作品は高値で取引をされている。

 または「サロメ」や「ユディト」のように聖書中の逸話として知られた物語に霊感を受け描かれた生首を抱える妖婦の絵などはどうなのか。多くの画家がこれらを題材にし手きたのだが、これを問題視する言説はついぞ聞かれたことなどない。


 考えるに多分、サブカルチャーを批判する側がこれらの芸術の範疇に収められているグロテスク表現を知らないから批判することもできないだけなのだと思われる。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-27 00:25 | 時事
転売目的
 向精神薬の乱用が社会問題となり、ある薬剤がうつ病治療薬として処方できなくなるとのニュースである。薬剤の名前自体は調べればすぐ分かるのだが、変なキーワードで検索に引っかかると嫌なのでここには書かないこととする。
 非常に安価で一般的な薬剤であるため、いい加減な診察だけで大量に処方する医師があり、それを横流しして小遣い稼ぎをする不届き者が大量発生。そのため興味本位で乱用し、健康被害に発展するケースが続出しただいま規制の方向に向かっているということである。

「小遣い稼ぎに横流し」という所に反応し、では元の値段と販売価格の差が気になり調べてみることに。
 嫌な感じのサイトをいくつかあたり、どうやら元は1錠12円ぐらいのものを300〜700円で転売しているということが分かった。もっとふっかけるケースもあるのかも知れないが、こういうのを見ると簡単に処方箋を出す医師のところに業者が集まってくるのも分からないではない。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-26 00:18 | 時事
勝手な同盟発足
 ルノー・カングーを見たら「カングーだ」と口に出して言う同盟に参加中。別に会員資格等はなく、活動も自主的に行なうということで、もし「カングーだ」と言わなくても特に罰則はなし。
 ということで、最近カングーを見る度「カングー、カングー」と言っている。会員は現在2名。

 そのついでにスズキのアルト・ラパンを見る度に「ラパンだ」と言う同盟も作ったのだが、出会う数が多く危ないのでこの同盟は解散した。カングーぐらい一目で判別できて、普段出会う数が1,2台程度の車種のほうが、この手の同盟には丁度いいのかも知れない。

 カングーはスウェーデンの郵便局車両として導入される際に、AT仕様車を制作することを要求されたため、ヨーロッパの車種としては珍しくAT車を用意してある。そのためなのか、女性のカングー乗りや、業務用のカングー(主に花屋)などを目にする機会がしばしばである。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-24 23:52 | 日記でしかない
目のある物
 ゲームセンターで獲得した巨大なぬいぐるみを、なぜかオレの部屋に放置してゆく馬鹿がおり非常に困ったものだ。
 邪魔という意味でも困りものだが、それらのぬいぐるみを見た猫どもがビビりまくり、高所から落下するという二次被害も発生している。

 夜中、暗闇で見慣れぬ記憶にもない、目の付いた物体(生物の姿を模した置物)がポンと置かれていたらそりゃあ猫じゃなくても驚く。実際オレも驚いた。
 生理的にも嫌で、また物理的な制限(収容に関わる問題)のあるので、立体造形を増やしたくはないが、遠慮のない人間というのはその辺を気にもしないのだな。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-23 23:58 | 気になる言葉
巨大多脚節足動物など
 世界中に生息する珍しい動物を紹介する番組で、ハリガネムシやダイオウグソクムシの画像を放送していたらしい(見たことすら記憶になかったことにしたいゆえ、伝聞形)。ええと、ウェブ上でこれらの生物を紹介する場合はあらかじめ「グロ注意」の警告とともに画像へのリンクを張るものだが、TVというメディアだからだろうか、その手の注意は一切なしで画面一杯に拡がる脚などが放送されていたよ、あうあう(画像から受けた衝撃があまりにも甚大であったため、ただただうろたえるばかり)。

 昨今「視聴者に著しい不快感を与えることを考慮して、放送を自粛」ということが多いのに、グロテスク動物の画像は「科学の名」の下に放送できるのだな。
 確かにグロテスク生物がグロテスクに感じられるのは、人間の感性が原因であり生物それ自体の責任は無いのだが、それでも放送するにあたり警告に一つや二つ付けてくれたって良いのではないか。

 個人的な嗜好であるが、脚がたくさんある節足動物と、他の生物の体内に入り込んでグニョグニョする生物は苦手である。
 なら見なければ良かったのではないかといわれそうなのだが、家族が他局の番組を見ていてCMの合間に間が持てずにチャンネルを変えのめしている時に画面に映ってしまったのだ。いわゆる不可抗力というヤツである。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-22 22:33 | 日記でしかない
お仕事、どんなの?
 人気女優との交際が報じられたことで、ハイパーメディアクリエイターという職業の男性に注目が集まっている。その交際の詳細を伝えるメディアの中では、その男性を「職業・ゲーム製作者」と紹介しているところもあって、その取材力に頭を抱える。

 確かにゲームを作っていた過去もある。しかし、製作にかかわったとされるタイトルは3DOの『チキチキマシーン猛レース』や、3DOの『モンタナ・ジョーンズ』や、3DOの『マカロニほうれん荘』やらだそうだ。それにしても微妙なラインナップ(婉曲な表現、察しろ)だし、そもそも3DOというゲーム機を知らん人間のほうが多そうだ。

 不思議なもので、たとえ作ったゲームの売り上げがゴニョゴニョであったとしても、ハイパーメディアクリエイターという横文字のかっこいい職種で、業務内容が「コンピューターを使って最先端のことをやるよ」というものならば商売が続けていけるものらしい。
 ただ、横文字で「よくは分からんけれどどうやらすごい業務らしい」ということを感じさせたいのだったら、いっそ「ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロング・ハイパーメディアクリエイター」としてみたらどうだろうと思った。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-22 00:12 | 雑記
良い船
 現実の事件と似た描写があるとして、あるアニメの放送が自粛された。代わりに、環境ビデオのようなものが放送される。
 その放送中止のニュースが海外のアニメ・ファンが集う掲示板でも話題となっていたようである。そこで差し替え番組として放送されていた映像のキャプチャ画像がアップロードされ、それ(水面に浮かぶ遊覧船の図)を見た一人が書き込んだ"Nice boat."というキーワードが、あまりに場違いで間抜けであったため人気を集めることとなった。

 問題のアニメは成人向けPCゲームを原作としたもので、もとのゲームでの流血描写を伴うエンディングの数々がアニメで再現されるのかという点に注目が集まっていた。
 そのような理由があり、今さら流血描写が存在しようと分かっているのだから問題ないとも思われるのだが、最終的には「大人の判断」により放送自体を見合わせ、結末を明らかにせずに視聴者を宙ぶらりんで放置する。



 この出来事と同じくらい注目されている事柄に、『おしりかじり虫』という曲のヒットがある。NHKの『みんなのうた』で放送され注目を集めた曲で、それがCD化されたとのことである。

 この曲が生まれたきっかけとして、作曲者が水仕事をしている際その様子を背後から見ていた夫が臀部に関して冗談を言ったことがアイデアのベースとなったとのことである。

 しかし仕事中の女性の臀部を見て軽口を叩くという行為は一種のセクハラと思えぬでもなし。潔癖な女性であれば、たとえ夫婦間であってもこの手のセクハラに関して制裁を加えるのにやぶさかでない者も存在するかも知れず。
 場所はキッチン、怒りのため手近にあった関孫六(の包丁)をつかみ、振り返りざまに袈裟懸けに振り下ろすという事件が起き、その結果『みんなのうた』の時間は素敵なお船の映像が流れる時間帯になるやも知れない。
[PR]
by muzina-giku | 2007-09-20 23:41 | 時事

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
最新の記事
鼻行類もいいけど、ハネジネズ..
at 2013-12-01 11:15
おとなめがね
at 2013-07-30 23:34
二ヶ月ぶり
at 2013-07-20 23:16
母ちゃんは許しません
at 2013-05-13 22:50
今年は今のところ借金なし
at 2013-05-11 00:03
ミミズ文
at 2013-05-07 23:12
知恵熱
at 2013-04-30 22:54
チヤホヤされたい
at 2013-04-25 23:38
圧力鍋に釘
at 2013-04-23 23:09
魔法のバットをぷいーんと振ったら
at 2013-04-21 00:09
最新のトラックバック
頭の体操的な何か
from 安敦誌
落合監督の「完全試合より..
from 平太郎独白録 親愛なるアッテ..
落合監督の「完全試合より..
from 平太郎独白録 親愛なるアッテ..
ホームズ彗星 観測のお話。
from 熱いニュースのリンク集!
こんな動物番組が許される..
from 水辺のひととき
タグ
ブログパーツ
ファン
検索
記事ランキング
あらかじめ、お断り
*注意*
スパム対策として、
httpを含むコメントが拒否される設定となっています。

トラックバックスパムが多いため、
当ブログへのリンクを含まないエントリーによるトラックバックを禁止しています。




コメント、TB、リンク等はご自由にどうぞ。当ブログ管理者が喜びます。

ただし荒らし、スパム、宣伝目的、などと当方が判断したコメント等に関しては、容赦なく削除される場合があります。あらかじめご了承下さい。



*出張所*
ちまたび屋



カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧