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Spring Ephemeral (危)
 どっかの情報番組で、フクジュソウをテンプラにして食べるという内容を放送して、視聴者に「毒草は喰うなよ」と指摘を受けたということがあったそうな。
 調べてみると「他の山菜と間違えて採取した」というのではなく、「春の花をテンプラにしてみましょう。カタクリやフクジュソウや……(想像)」という感じらしい。それを見ていた視聴者の中でフクジュソウはヤバいということを知っている人が、多数抗議を寄せたのだという。
 誤食すると命に関わる毒草だが、毒性が強い部分は根であるため花を食べただけのリポーターに健康被害は見受けられなかったようだ。
 だが「春の花」を扱っていたということで、他にもキンポウゲ科の植物が含まれていたら大変なことになっていたのかも知れない。

 しかしこの番組に限らず、食用に適さない植物を珍味として紹介する番組は、気付いていないだけで相当な数存在するのである。
 ヨウシュヤマゴボウをブルーベリーであると間違えて紹介したり、南米の健康茶であるとして日本ではある理由から所持を禁止されている植物の茶を見せたり、TV局がいかに余裕のないスケジュールで番組づくりをしているのかよく分かる事態となっている。

 さらには、節約生活のためとしてその辺の土手に生えている草を採集することもある。確かにそうしたところに、どこかからのこぼれ種で野菜が生えていることもあるのだが、一方で「ニラとスイセン」のように誤食の事例の多い組み合わせで植物が生えていることもありうるのでかなり危険だと思う。
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by muzina-giku | 2007-03-31 23:25 | 時事
Mix
 最近は純血種ではないペットなど、いわゆる「雑種」のことを「ミックス」と言い換えたりするようである。
 なにゆえ横文字に頼ってしまうのか分からないのだが、一見して「雑種です。先祖代々ずぶとく生き延びてきました、遺伝子の多様性に貢献しています」という風貌の犬猫が、オシャレに紹介されると「ミックス」とされる場合が非常に多い。

 おそらく当の犬猫どもは、飼い主どもに適度に可愛がられていさえすればなんと呼ばれようが知ったこっちゃないのだろうが、そこをあえて横文字にしてしまう。
 何もかもを横文字で表現する風潮は「外国語ができてクール」を演出する心理が見えるようで好きではない。

 そして、気になったので和英辞典を用いて「雑種」に相当する語を調べてみたら"mongrel"というものであった。
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by muzina-giku | 2007-03-30 23:41 | 気になる言葉
妄想がダダ漏れ
 別に二次創作を手がけているわけではないので関係ないといえばそれまでだが、その界隈では「メアリー・スー」という概念があるようである。
 これは、二次創作(パロディ、ファン小説)の中に紛れ込んだ、執筆者の分身となる役割を担った、原作には存在しないキャラクターである。生身の人間は創作物の世界にはけして入ることはできないが、代わりにその欲望を背負って物語世界で活躍するための化身(アバター)である。
 オリジナル・キャラクターでも、原作ストーリーの根幹に影響を及ぼさない程度のものならばこの概念が問題となることは少ないだろう。しかし、そのキャラクター創造の動機が、妄想の中で自分の代わりに主要キャラクターたちへ近づくというものなので、多くの場合は原作キャラクターを差し置いての大活躍や、執筆者の思い入れのある原作キャラクターとの恋愛を描くことになりがちである。

 そうしたことで「メアリー・スー」といったら、執筆者の妄想が炸裂した夢小説と呼んで良い。へたくそな脳内妄想を見せられて喜ぶ人間はそれほど多くないと思われるので、多くの場合こうしたオリジナル・キャラクターが大活躍する作品は嫌われる。



「メアリー・スー」は二次創作界隈でしか使わない用語であるが、プロの作家による一次レベルの創作物でもこの手の「主要キャラクター=作者の分身」的な作品はときおり見受けられる。
 こういうのも、作者の妄想がありありと見て取れる時は読者としてたいへん気持ち悪い。

 しかもそういうものを執筆する作者に限って、そうした妄想の気持ち悪さを指摘すると大変なレベルの怒りをあらわにする。なぜなら、他人に何を読ませているのか本人は気付いていないからだ。
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by muzina-giku | 2007-03-30 00:09 |
誉め言葉?
「鬼も十八、番茶も出花」という諺を誉め言葉に使っている人を見て、大変な違和感を覚える。
 諺の意味は「鬼のような醜い娘でも年頃になると一応見られる程度にはなる。安い番茶でもたてたばかりなら、まあまあ旨い」というもの。要するに「素材は良くないがタイミングさえ選べば平均より上には行けるんじゃないか」程度どの意味。
 どうやら、これを誉め言葉として使っている人の脳裏では「年頃になってこんな綺麗な子になるとは思わなかったよ」という意味になっているらしい。鬼や番茶という単語が、諺の中に加えられていることの真意には気付きもしない様子である。
 結果的に「今がピーク、後は目も当てられない」と言っているのに等しい、かなり失礼な発言を相手に浴びせているのだが。

 似たような事態となっている諺に「馬子にも衣装」というものがある。
 散々いろんなところで取り上げられていることだが「馬子とは馬を牽引することを生業とした肉体労働者のこと。そうしたオシャレに縁のなさそうな人間でも晴れ着を身に着ければ立派に見える」という意。
 それが馬子を「孫」と取り違え、お祝いで綺麗な衣装を着た子供に対する誉め言葉として使う人間が多数存在する。あまりにそれが頻繁に起こるので、訂正していいものやら。少なくとも発言者は自分が失礼なことをいっているとは思っていない状況である。



 皆に意味が通じるから諺として成句となっているはずの言葉が、こうした事例では正しく解釈されていないという事実がある。
 言葉で何かを表現すればそれは受け手によって正しく解釈されるものだと広く信じられているけれど、上記のようにどこかでズレた解釈をズレに気付かぬまま受け入れている場合が頻繁にあるのではないだろうか。
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by muzina-giku | 2007-03-28 23:14 | 気になる言葉
ドロシーの愛称はロリータ
 知人と話していて、女性が年齢のサバを読むのと、男性が薄毛を隠してカツラを着用するのと、どちらが罪深いことなのかという話題が出る。正直なところ「どちらも往生際が悪い」と結論付ける。

 そもそも、女性が年齢を誤魔化す場合、少しでも歳を若く表記するという点が非常に疑問に思う。確かに日本の社会が、年若い女性を珍重することからくる風潮なのであるが、何故若い女性を重く取り扱うのかという問題なのだろう。

 日本の映画・ドラマ・小説・漫画・ゲームなどでは、登場人物の年齢・性別の割合を調べた時に3,40歳代(いわゆる中年世代)の女性キャラクターの数が極端に少ないことが知られている。理由は定かではないが、ストーリー創作者側がそうした中年の女性を表現する力がないためか、あるいは鑑賞者側にそうした人物像を受け止める力がないのか。

 ともあれ「女性は若い方が価値がある」という風潮が蔓延しているために、年齢のサバ読みは起こるのだ。それがいまだ、ごく普通に話題となるということは、この国が無意識的にロリコンが蔓延している証拠になるのではなかろうか。
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by muzina-giku | 2007-03-27 23:11 | 時事
「ナウなヤング」なみに瀕死
 身近に「ところがぎっちょん」を口癖とする人間がいる。
 死語の類いであるが、度々使用されるので、こっちにも伝染ってしまったらどうしようと日々不安に感じている。しかし、この言葉を耳にすると何ともいえず嫌な気分になってしまうので、おそらくその不安は杞憂に終わると思うのだが。

 それにしても死語というのは耳にすると、どうしてああも恥ずかしい気分になってしまうのだろう。それが流行っていた時代背景や、社会の空気感というのか、そういった付随するもろもろを思い出し、それらを何の疑いもなく受け入れていた自分を見いだして恥じ入ってしまうのだろうか。

 先日も「カルチャー・ショック」という言葉を何年かぶりに耳にしたのだが、これもいささか背筋がこそばゆくなってしまう言葉になってきた。いまマスコミがしきりに使っている言葉もやがてこのように時代が過ぎるにつれ、徐々に死んでゆくに違いない。
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by muzina-giku | 2007-03-26 23:35 | 気になる言葉
クルクルと切り刻む
 動画を整理していたら、「リンゴ皮むき工法」を紹介した番組を録画したものが発掘される。
 このリンゴ皮むき工法とは、ガスタンクのような巨大な球形の建築物を解体するために開発された工事法で、球形の構造物をまるでリンゴの皮をむくように螺旋に切り込みを入れて解体してゆく工法(特許取得済み)である。

 動画そのものを貼るのはさすがに権利関係を侵害してしまうので、イメージ画像をとりあえず↓
c0041164_15354368.jpg


 この工法の利点は、切断された断片が帯状になり、重力によって自然と垂れ下がりまとまるため、切断片をクレーンで下へと降ろし一ヶ所にまとめる手間が省けるということらしい。ちなみにまとまった断片は蚊取り線香状の渦巻きになる。

 この工法の存在を知ったところで明日何かの役に立つとは思わないのだが、非常に面白いと感じた。
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by muzina-giku | 2007-03-25 15:36 | 雑記
映像の魔術
 TVで手品の番組を見ていた。
 昔興味があり、手品のタネについていろいろ勉強したことがあるので、タネを類推しながら映像を見ることが常となっている。そして今日の番組は手品になっていた。

 最近は「手品」と称しながらも、サクラを使っていたり、編集で演技を捏造していたり、ろくな手品番組がないので見る目がかなり厳しくなってしまっている。

 手品という芸自体が「タネとしかけ」を用いてウソをまことに見せかけるものであり、その意味では捏造といえなくもないが、それは予め騙されることが分かっているからこそ許されるものである。その騙すための技の優劣を見て、観客は驚愕したり感嘆したりするものだ。

 しかし、技が未熟なのを誤魔化すためにサクラや編集に頼る手品師は良くない。もっと強い言葉で言えば最低だ。普通では考えられぬ不思議な現象を手品師の技術で観客に披露するのが本筋であるのに、技術ではなく編集の力で映像を作るとなると不思議でも何でもなくなってしまう。
 そうしたズルをした手品師については、オレはしっかりと記憶しているので特番を放送しても二度と見るつもりはない。しかし、若くて綺麗な顔の手品師は編集に頼らなければならないほど腕が未熟でも、何となくチヤホヤされているのは納得いかないな。

 その意味で、カテゴリーはコミック・マジックに分類されてしまうマギー師匠は偉大である。舞台で演じていることが全てで、編集等は一切なし。そして何より、いつ手品を披露するかタイミングが分からないことがすごい。
 また、手品ではなく笑いを取っていると見せかけて、その間ずっとミス・リーディングに徹していることもあるので油断ならない。
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by muzina-giku | 2007-03-24 23:30 | 雑記
鶴など
 なんだか知らんが他人の部屋で月間少年マガジンをがっつりと読み込む男がいる。
 どこで読もうと構わないものなのだが、気が散るのでオレの部屋だけはやめて欲しいものだ。そして、読んでいる内容について興味を持ったところについて、いちいちページを示して解説をする行為も止めて欲しいものだ。そうまでして、話題を共有したいという欲求がよく分からない。

 あまりに気が散るので、脈絡もなく「折り鶴戦争」について調べ始め、そのうちコピー用紙を正方形に切って四脚鶴など折ってしまう。

 ブログの更新作業を含む作文の時間はオレの中ではプライベートに属することらしくて、気配を感じる位置に誰かいると手が止まる。学校の作文の授業でも、教室では一文も書けずに宿題として家で書き上げていたものだった。
 出来上がったものを垂れ流しにすることは、不思議と何の感慨もないのだが作業中は近くに誰にもいて欲しくはない。『鶴の恩返し』のように、見られたら飛んで逃げそうだ。
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by muzina-giku | 2007-03-23 23:36 | 日記でしかない
読み逃げ?
「読み逃げ」なる言葉があるそうだ。SNSサービスのミクシィの中で、日記を読んでもコメントを残さないマイミク(ミクシィ内での友人)を指す言葉らしい。
 その読み逃げ行為に対して許容できるかできないかで、なにやら盛り上がっているようだ。

 そもそもある質問掲示板に「ミクシィで読み逃げするマイミク」という質問が投稿されたことが発端である。それを見て、「ネット内ですらベタベタした友達付き合いを強要するなんて気持ち悪い」と感じた人間が多かったようで、これに関しての言及が急増した模様だ。
 しかし、元の質問自体はネタ・自作自演という疑いが少なからずあるので、ミクシィ内でこのようなコメントを強要するような風潮が一般的であるのかは不明である。

 それでも、特別でも何でもない一般人が日々の雑感を垂れ流しているだけの日記に、お世辞でも一筆感想を述べるような風潮が、当然であるかのようになってしまうのはちょっと困る。本当に何のひねりもないただの雑感で、どう絡んでいいのか分からないような代物に無理にでも感想をつける必要があるのか毎回悩まなくてはいけないからだ。

 当ブログも雑感垂れ流し状態であるのだが、これに毎回コメントをつけられてもちょっとレスに困るような気はする。
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by muzina-giku | 2007-03-22 23:46 | Web上の出来事

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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