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知らぬが仏
 ホームセンターの園芸コーナーで、「Helleborus」と書かれたPopと、その周辺に置かれたクリスマスローズ属の植物の苗を見た。たしかにヘレボルスはキンポウゲ科クリスマスローズ属の植物の総称である。しかしその意味は「食べると死ぬ」というものである。
 園芸を趣味にし植物に興味を持つ人間であっても、植物を「毒があるか否か」という観点で見ているとは限らない。だが命に関わるいくつかの種の取り扱いについては、注意深くなっていた方が良かろう。

 ときおり、紀行番組や情報番組でいい加減な情報が流されているのを見て切にそう思う。例えば「白インゲン豆ダイエット」と称して、充分に毒を取り除くことのできなかった豆を視聴者に食べさせ健康被害を引き起こした事例など。
 知られていないだけで身近な植物の多くが毒性を有しているものである。とかくトリカブトのような超ビッグネームな有毒植物ばかりが注目されてしまうが、死ぬほどではなくとも腹を壊す程度の有毒植物は、冗談抜きにその辺の道端に生えていたりするぞ。
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by muzina-giku | 2007-01-31 23:15 | 理系
産む機械
 母親が知り合いから鶏卵をもらう。
「産み始め」といって、成鳥になったばかりの鶏がようやく最初の産卵を始めたばかりの卵である。まだしっかりと育ち切っていない細い卵管で卵が作られるらしく、大きさはピンポン玉程度しかなく、卵焼きを作るには通常の倍の個数を使用しなくてはならぬほど小さい。
 鶏卵のサイズは、それを産む鶏の年齢とほぼ比例する。すなわち小さい卵は若い鶏が産み、大きいのは年季の入った鶏のもの。「産み始め」は雌鳥が初めて産んだ卵であるが、あまりにサイズが小さいので売り物にならず、自家消費したり、今回のように知りあいに配ってしまったりするようだ。

 その小さな卵をいくつか茹で卵にして食べる。小さいので茹で時間が通常と同じで良い物か迷ったのだが、8分で適度な半熟状態となった。



 生物であるとはいえ、卵を産む雌鶏は食品を生産する工場のようなものだ。新たに産卵を始めた若い鶏が、今後何年ほど生かされ多量の卵を食卓に送り出すことになるのか知らない。しかしそうやって卵は生産され、何の不思議もなく卵を口にする人間が存在する。

 小さいため規格外となり値段も付かぬ卵だが、若い鶏が初めて産んだ卵だと思うとなぜだか知らぬが貴重なものだと思えてくるのは不思議だ。
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by muzina-giku | 2007-01-30 23:38 | 日記でしかない
内容は編集でどうにでも変えられる

ヤツ:○○って身体に良いんだよ。『あるある』で見た。
オレ:あんな物信じてるのか。あの番組は科学的に──。

(いかにいい加減な検証を行なっているのか、事細かく小一時間説明)

オレ:どうだ、分かったか。
ヤツ:そんな難しいこと分からないよ。


↑こういう一連のやりとりが定期的に繰り返され、やがて互いに疲れてしまうのでいつしか行われなくなった。それにしても生産性に欠ける会話である。

 そういうわけで今さら捏造云々で盛り上がっているのを見て「何を今さら感」ばかりがつのっている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。



 落ち込んでしまった信頼を回復し、視聴率を取り戻すのにはこんな番組はどうだろう。

 以前放送した番組で、やらせ実験や捏造であることが判明した部分を、不都合な画像にはモザイク処理を施し、不都合なナレーションにはピー音をかぶせてみる。
 おそらく、まともに視聴できる部分はほとんどなく、延々とモザイク画面とピー音ばかりになってしまうと思われる。事情を知らなければエロい番組を放送しているのではと誤解されるかもしれない。
 しかし、そうした画像に今までの人生における経験と学習から、本能的に引きつけられてしまう悲しい習性を身に付けた男性が多数存在していると思われる。
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by muzina-giku | 2007-01-29 23:01 | 時事
鈍器のような物
「釘バットは武器としてみると凶悪」ということで、釘バットの歴史についてネット検索してみたが分からず。しかし、思うに木製バットの普及以後のことなので、日本に野球が伝えられた以降のことであろう。

 近接武器としての釘バットは、打撃武器としての重量と扱いやすさを追求した持ちやすい柄を兼ね備えている。さらに打撃時のダメージを増すために、金属の特記である釘を数本乱雑に打ち込むことで、殺傷能力を高めていると考えられる。

 材料となるバットや釘は非常に手に入りやすく、制作も容易だと思われるが、実際に作り使用することは非常に厄介な事態を引き起こすことが想像に難くないと思われるので、想像するに留めておこう。

 個人的には、殺傷能力のある近接武器としては刃物よりも鈍器の方が確実性に勝ると思う。
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by muzina-giku | 2007-01-28 23:58 | 雑記
雑種犬・最近はミックスと言い換えたり
 明日使える無駄知識の番組が久々にスペシャルとなって放送していたのだが、無駄知識は減って「種」で増量されていたような。別に駄目だというわけではないが、雑種犬実験は「無理な展開が多いな」と。でも見る。

 しかし雑種犬といっても、先祖代々雑種犬という雑種もあれば、親2頭が純血種だが品種が違うため、結果できた子犬は雑種になるということもある。
 ゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーを掛け合わせた一代雑種(F1)は盲導犬としてしばしば利用されるが、これは特に盲導犬に適した性質の個体が生まれやすいということらしい。

 また犬を誘導し、障害物を通過させて時間を競うアジリティ競技では、柴犬とウェルシュ・コーギーを掛け合わせた個体を用いるということもあるようだ。これは運動好きなコーギーの性格と、似たサイズで脚のより長い柴犬をかけることで、より競技に有利な犬を産み出そうという試みらしいのだが、大会によっては出場資格が純血種のみということもあるので、有利なのだか不利なのだか。
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by muzina-giku | 2007-01-27 23:56 | 雑記
音楽に寄す
 ここ一週間ほど、20年くらい前のヒット曲を大量にiTunesのライブラリに放り込んで聞き続けている。古い曲ばかりなのだが、何十回も聞き続けた曲がほとんどなので歌詞をいまだに暗記しているのが、我ながら驚異だ。
 とはいえここ何年か、80年代音楽のカバーが非常に流行っているので、メロディ自体はいろんな所で耳にするのも確かである。だからといって、もっとも感性が鋭敏であった時期に吸収されたものが、カバーによって新しい装いとなった曲によって上書きされるわけでもない。

 古い曲ではあるが、懐かしいだとか青春の記憶のような使い古された言葉で表現できるような代物ではない、なんとも妙な気分である。
 曲が、新曲として世に出た頃の音楽に気持ちを震わせていた自分を、経過した時間の分だけきっちり歳を取り経験を重ねた自分が冷静に観察しているようだ。

 これからまた20年後に自分がどんなふうに変わっているのか想像は付かないのだが、何かのきっかけでまた同じように20年前の自分を観察するはめになるのかもしれない。もちろんそのためにはそれだけの余命があることが前提だが。
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by muzina-giku | 2007-01-26 23:46 | 音楽
遥か遠きもふもふ
 いくら暖冬だといっても風の吹いている日は寒さを感じる。襟元にウサギか何かのもふもふした毛皮のついた上着を着た人を見かけるが、暖かいのだろうか。
 首の隙間から冷たい空気が入らなければ、肌近くの暖かい空気の層が保持されて寒さが気にならないのかも知れない。

 しかし、もふもふした上着は別の問題を我が家で起こすであろうことは想像に難くはない。おそらく80%以上の確率で、毛むくじゃら四脚ヒゲ生物によりガフガフと襟部分だけ噛みほぐされて損傷してしまうだろう。もしかしたら家の中のどこかにある秘密基地にお持ち帰りされてしまうのかも知れない。
 ガフガフすることが目的の愛玩動物用玩具ではないので、襟部分が見るも無残なことになってしまったらあっという間に衣類としての年季奉公明けになってしまう。

 そうしたわけで、もふもふ毛皮付きの上着は買えない。
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by muzina-giku | 2007-01-25 23:00 | 日記でしかない
不満を垂れる
 イラストロジック、お絵描きロジック、ピクチャーロジックなどと呼び名がいろいろあるパズル。縦横の数字をヒントにして格子状に仕切られたマス目を塗りつぶすと、最終的に絵が出来上がるというルール。

 そのパズルを家庭用ゲーム機で楽しむために、任天堂が制作したのが「マリオのピクロス」である。現在このゲームのDS版をTVCMでしきりに宣伝しているが、過去の嫌な思い出が蘇ってきて仕方がない。

 昔、このゲームのスーパーファミコン版をプレイしたことがある。画面を塗りつぶすおなじみのパズルであったのだが、TVゲームとしての面白みを増す工夫だったのだろうか、いくつか追加された仕様があった。それが制限時間と、塗りつぶし間違いのペナルティ(残り時間マイナス)だった。

 イラストロジックはどちらかというとじっくり考え、ひたすら単純作業で画面を塗りつぶす地味なパズルである。制限時間に追われながら、いそいそと完成を目指すような代物ではないだろうと思いつつプレイしたのだが、案の定残り時間が気になりパズルに集中できずにイライラする。
 そして前半はそれほどではないのだが、後半のサイズが大きなパズルになると時間制限が非常に厳しくなり、普通に数字から塗りつぶすマスを類推していたら間に合わなくなる。その結果、類推せずに前回その面をプレイした時の記憶を思い出してマスを塗りつぶし「パズルじゃないぞ」と怒り狂ったものだった。
 そんな風でも結局全面クリアはしたのだが、だからといって何の感慨もない所が非常につらい。最後の方は「こんな不愉快なゲームに負けてたまるか」だったし。

結論・パズルゲームと謳っていても、実は覚えゲーとかアクション性が高いなどの理由で頭をひねる必要もないゲームが意外と多いので不満。
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by muzina-giku | 2007-01-24 23:03 | ゲーム
納豆だけに、いつまでも糸を引く
 データ捏造・その他もろもろで話題になっている納豆ダイエットだが、TV放送時に「2週間後の結果が楽しみ」というようなことを言ったらしい。捏造の事実が発表されたのが放送後約2週間で、いろいろと違った意味で楽しい事態になっている。番組に関わった多くの人間は、こんなことになってしまって痩せるような思いをしていることであろう。
 そういう意味で、このダイエット企画は成功といえるのかも知れない。ただし痩せるのは視聴者ではなく、番組スタッフだが。



 もとより、検証等の詰めが甘く、科学的かどうかという観点からは信用のならぬ番組であったので、捏造騒動で騒いでいるのを見ても「何を今さら」という感じである。
 以前にも書いたことだが納豆はカロリーの高い食品であるため、食べ過ぎるとかえって摂取カロリー過多になると注意を喚起すべきだろう。
 ダイエットの基本は摂取カロリーと消費カロリーをきちんと見定め、バランスよく行なうことが肝要である。「食べるだけで痩せられる」という甘言には、眉毛にたっぷりと唾を塗っておくのが本筋だ。



 ただダイエットのやり方云々よりも、スーパーの店頭から納豆が消えるという現象が起きるほど、多くの人間が内容捏造のTV番組を信じたという事実が問題なのではないか。

 昨今は、若者が簡単な計算ができなかったり漢字が読めないのを指して「ゆとり教育の所為」と責任を日本の教育政策に押し付ける言説をよく見かけるのだが、納豆ダイエットに「騙された」と怒る人々全てがゆとり教育世代というわけでもあるまい。
 ともかく怒る前になぜ捏造が見抜けなかったのか、納豆を買い占めた人々にはゆっくり考えてもらいたいとは思うが。
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by muzina-giku | 2007-01-23 23:48 | 時事
狼少年
 捏造だろうと打ち切りだろうと、もとより「検証が甘い、論理が飛躍する」などとツッコミながら科学もどきを批判するネタにしていた番組でしかない。内容を信じて、実行し、その結果「騙された」と怒り、抗議の意見を放送局にぶつける人々を冷たく観察するばかりである。

 それにしても振り回されているのは納豆を製造している業者の方であろう。にわかに品薄となり、増産を余儀なくされたというのに、ブームは去り売れなくなった在庫の納豆は下手をすれば廃棄処分となってしまうと聞く。納豆は悪くないのに、悪いイメージが勝手にかぶせられてしまったのは非常に可哀相だ。

 そこで非常に小さな活動ではあるが、納豆と振り回された業者を応援する気持ちで、一週間ほど毎日納豆を1パックほど食べてみようかと思う。こう大騒ぎとなっていると少々あまのじゃくな気持ちが湧き上がってきているし、それほど好物ではないが薬だと思えば何とか食べられる。

 不誠実な報道が、結局はいろいろな方面に多大な影響を及ぼし、発覚後も放送局は「調査する」の言葉ばかりで何の対応もできていない。そういうのを見ると、マスメディアは自分がどれほどの力を持っているのか、そしてそれに伴う責任というのを自覚しているのか疑問に感じるし。
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by muzina-giku | 2007-01-22 23:50 | 時事

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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