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ぐらぐら揺れる
 9月1日は「防災の日」である。
 東海地震で被害を受けると予測されている地域に住んでいるので、子供の頃からずっと「心構え」を準備させられてきた。

 備えをしておくのは必要なのだろうけれど、「本当に起きるのか?」という点は正直な話、よく分からない。危険性は高まっているというのだが、それを示す科学的な証拠もあるようなないような。
 そもそも、東海地震に関しては「予知できる」という前提で、訓練やら準備がなされてきたという過去がある。しかし、今日明日のうちに予告なしにグラッとくるかも知れず、また逆にオレが死ぬまで目立った揺れはないのかも知れない。



 年寄りから、その昔に起きた地震に関するいろいろな体験談を聞いたことがある。しかし、それは地震の恐ろしさを後世に伝える逸話というよりは、危機に際して元々良好でなかった人間関係が、こじれて険悪になったという昼ドラを地で行くような印象深い話であった。
 それからウン十年も経過しているが、その時こじれた人々の仲はずっと悪化しているようである。自然災害も恐ろしいが、生きている人間はさらに恐ろしい。
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by muzina-giku | 2006-08-31 23:20 | 雑記
経験値が足りないということ
*思春期にありがちな出来事として読んで欲しい。けしてオレの個人的な思い出ではない。*

 ずっと身近にいたはずの女の子が、ある日とつぜん綺麗になっていることに気付く。
 女子がとつぜん綺麗になる理由は「恋に目覚めた」というのがほとんどなのだけれど、恋愛慣れしていない男子はそんな時期の眩いばかりの女子にコロッと参ってしまうこともしばしである。

 たいがいの場合、彼女が好きなのはコロッと参っている男子ではなくどこかにいる別の男なのだけれど、慣れていないだけに恋した男子は自分と彼女しか視界に入らなくなってしまうのだ。


 そんな風に若いうちは突っ走りがちなのだけれど、年を重ねるにつれ「まわりが見えてない」状態の恥ずかしさや、危うさはだんだんと分かってくる。下手をすれば、一度痛い目を見てからしっかりと記憶されることもあるのだけれど。

 ごくまれに「この恋愛がダメになったら生死に関わる」とまで思い詰めていることもあるようだが、そうした場合に適切に止めることはできるのだろうか。
「星の数ほど女は」というのは簡単なのだけれど、通常の精神状態にない人間にそんな一般論が通用するのか、いささか自信がない。
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by muzina-giku | 2006-08-30 23:30 | 雑記
アナログ→削除
 2011年には現在行われているアナログTV放送は終了し、地上デジタル放送に切り替わることになっているようである。知らぬ間にそう決まっていた、というか地上デジタル放送のメリットって何さ?

 そうなるとTVを視聴するには、受像機器を買い替えるなり変換器を付け加えるなりせねばならない。ビデオの買い替えも検討せねばならないだろう。
 しかし、そこまでして見たい放送があるのかと言われるとものすごく疑問を感じる今日この頃である。別にハイヴィジョンの高精細画像を必要にもしていないし、いつでも必要な情報が欲しいというのならネット環境があれば充分だし。

 おそらく親などは「パソコンじゃ字が小さいし、使い方を覚えるのが面倒」と言うので、TVの放送が見られるように地デジ対応TVを一台あてがっておけば充分だろうと思う。
 ビデオはおそらく要らない、というか録ってまで見たい番組がない状況なので保留でいい。下手に高性能のビデオを購入すると、中身が8割ほど深夜アニメで埋め尽くされそうなので存在しない方が良いと思われるし。

 誰の、何のためのデジタル切り替えなのかは知らないが、オレ個人としては「テレビなくても死なねぇ」ということは分かっているので平気だ。むしろ文字が読めなくなってしまったら、心に変調をきたすかも知れない。
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by muzina-giku | 2006-08-29 23:04 | 時事
知りたがる心
 ニュースで大きく取り上げられる事件・事故にたいして「なんらかの感想をつける権利があるのか」とも思う。
 被害者に同情しようが、非のある者を非難しようが、結局は起きたことを外から眺めて、意見らしいものを垂れ流しているだけではないかと。

 ありふれた市井の人々の身に降りかかった不幸な出来事が、いろいろな演出を加えられて「お涙頂戴の悲劇」に仕立て上げられているのを見る度、自分が何をどう消費したいと思っているのか不安になってくる。

 フィクションと分かっているならば全部を視聴して「面白かった」で済む。だが、実際の事件で関係者の身辺を掘り返して得られた事件には直接は関係ないが話が面白くなるような瑣末な情報を見る度、好奇心の残酷さを感じる。
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by muzina-giku | 2006-08-28 23:45 | 雑記
煩悩を何とかする
 澁澤龍彦『犬狼都市(キュノポリス)』という作品中に、ファキィルという名の狼が登場する。
 飼育された狼なのだけれど、餌として大量の肉を必要とすることから「断食僧」を意味するファキィルと名付けたと作品中では説明されている。

 音は面白いので、元の綴りはどんなのかと思って調べてみたらfakir とかfaquir というものが出てきた。元々はイスラム、ヒンドゥー教の修行僧・托鉢僧を示すものらしい。非ヨーロッパ言語をアルファベットで示すわけだから、綴りの多少の揺らぎは不思議でもない。
 これらの人々の典型的なイメージは、たき火の上を裸足で歩いたり、何日間も逆立ちをして悟りを目指す行者というもの。断食もそうした修業の一環とされているようだ。

 修業や苦行でどこを目指すのかは知らぬが、有り余る煩悩を抑えて一方向だけにパワーを向けるような生活には幾許かの憧れはある。別に宗教の方向ばかりではなく、知識欲やら芸術鑑賞やら、直接には飯の種にならない行為にエネルギーを集中させる感じで。
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by muzina-giku | 2006-08-27 23:46 | 気になる言葉
ツボ違い
 NHK教育で土曜日の午前中『科学大好き土よう塾』という番組が放送されている。内容自体は科学を扱っているし嫌いではないのだが、BGMのセンスが非常にマッドテープ的で困ってしまう。
 マッドテープとはアニメ・ドラマなどの音源をメチャクチャに継ぎはぎしてパロディとして編集したもので、とりあえず笑える作品を目指すものらしい。

 番組では、キーワードが出てくるとそのフレーズを含んだ音楽が一節流れるという感じなのだが、書いていて非常に分かりにくいと少々反省している。「宇宙が広い」という話題が出たら、クリスタルキングの『大都会』の出だし「あー、果てしない」が流れるといった具合か(もっと良い例があると思うが、すぐには思いつかない)。



 昔、友人同士で出かけた時に「すごいネタがあるから」とカーステレオで延々とマッドテープを強制再生された苦い記憶がよみがえる。ちなみにその時はオレが運転手だったが、元ネタも分からん音楽やら台詞やらの細切れが数十分続いて集中力が切れそうになって、非常に危険に。
 マッドテープは数本持ち込まれており、全巻制覇の予定だったのだが泣きを入れ、一本目が終了したところで普通の音楽に替えてもらったのだった。

「面白れぇ」と思えるほど、元ネタが分かんないんだよぉ。ヤマもオチもイミも理解できないままネタがズルズルと続いていくのに我慢できなかったんだよぉ。

 そういう風に、その場にいる人々と笑いのツボが違うと非常に不幸になるという例なのかも知れない。あと、マッドテープはムリヤリ初心者に聞かせてはならないという教訓か。
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by muzina-giku | 2006-08-26 22:18 | 日記でしかない
技術の進歩はスゴイや
 76年前と比べれば、観測技術や望遠鏡の性能も向上しているので太陽を中心に公転をしている冥王星サイズの星がポコポコ見つかってしまうわけである。
 ここで冥王星を惑星として留まらせる努力を続けると、教科書で覚えねばならない惑星の数が20や30は楽に超えてしまうので、今回の冥王星を惑星から降格する決定は妥当だともいえる。

 しかし気になるのは「降格するのだから覚えなくても良い」という意見だ。
 冥王星を含む海王星以遠天体は、観測が進むことで太陽系の姿を知るための手がかりとなりうる存在である。小さいからといっておろそかにしてはいけないのでは、と思う。

 そして
 水金地火ア木土天海エ
 というのはどうかと。ちなみに「ア」は小惑星帯(アステロイドベルト)、「エ」は「エッジワース・カイパーベルト」ということで。単純に星好きなので、これぐらいは覚えられるし。

 あと発音する時に「土天」の部分を「どってん」と小さな「つ」を入れるのは個人的に禁止したい。なんというか、転んだ時のオノマトペのようで、音声的に美しくない、という勝手な理由だが。
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by muzina-giku | 2006-08-25 23:35 | 理系
天王星が好き
 冥王星自体が惑星であろうがなかろうが、そこに冥王星と呼ばれる天体が存在していることは確かなことだ。

 星好きであるのでそんな話題に付き合いつつも、惑星の中でもっとも好きなのは天王星だったりする。
 自転軸が98度傾き、公転面に対してほぼ横倒しの状態で自転している、という特徴が特に好きなのである。そのために自転周期(いわゆる一日)が17時間14分であるにも関わらず、昼夜の入れ替わりが42年ごと(84年の公転周期の半分)という豪快な感じに心を鷲掴まれてしまったのである。

 また発見者ウィリアム・ハーシェルがイギリス人であったため、現在までに発見されている27個の衛星にはイギリスの劇作家シェイクスピアと、同じくイギリスの詩人アレキサンダー・ポープの作品の登場人物から取られた名がつけられているのも特殊である。



 独立行政法人・科学技術振興機構のサイトの中に『惑星の旅』というコンテンツが存在している。
 いままでに打ち上げられた惑星探査機の調査の結果を、実際に撮影された写真や調査データから作成された3D画像、ムービーなどで紹介する内容。

 この中にも惑星として冥王星が扱われているのだが、国際天文学連合の決定如何ではこの部分も修正されるのかも知れない。
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by muzina-giku | 2006-08-24 23:31 | 理系
埋まらない意識の差
 少々、若い日の話である。

「自宅が火事で中に配偶者と子供が取り残されている。2人のうち助けられるのは一人だけ。あなたが助けらるのはどちら」というような心理テストの問題を数人で話していた。
 答にどういう意味付けがあるかという心理テストとして大事な部分は忘れてしまったのだが、そこにいた人間のうち、男は配偶者を助け、女は子供を助けると答えていたのが妙に印象的だった。ちなみにその場にいたのは全員が未婚者であった。
 女の選択に「母性」と理由付けするのは浅はかなのだろうけれど(そもそも体格差で、大人の男より子供を救う方が現実的ではある)、男の選択が見事に「配偶者」ばかりだったのは「子供だったらダメでも再生産」という意識が心の隅にでもあったからではないかと思っている。

 所詮思い出話だし、その話に加わった人数も定かではないソースとしては信用の置けない逸話であるが、男女の意識差はこんなところにも現れるのか、と妙に感心した記憶である。



 男女差というのか、社会的な意識の差なのか、気になる記事を見つけた。

 月刊誌の表紙に使う妊娠中の米国の人気歌手、ブリトニー・スピアーズさんのヌード写真の入った広告を、東京メトロ表参道駅に出そうとしたところ、メトロから「刺激的すぎる」と待ったがかかった。雑誌社側は、おわびを記したシールを腹部から下に張り、掲示することになったが、「妊娠の喜びを表現した写真なのに、コンセプトが分からなくなってしまう」と困惑している。
<スピアーズさん広告>妊娠姿にシール…東京メトロ表参道駅



 妊娠に関する意識の差と言われればそれまでなのだろうが、どうも妊娠に代表される「女の生理」に対して男の方が無関心、そして及び腰のような気はする。

 しかし、男が妊娠した女性の膨らんだ腹部に不快感を示すのは、無意識のうちに「いますぐに自分が妊娠させることのできないメス」の姿を見いだすからなのだろうか。動物行動学の理論で後付けしてみたのだが。
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by muzina-giku | 2006-08-23 23:15 | 時事
詰め込めるだけ詰めてみよう
 小学校で古文・漢文を教える事を議論しているようだが、そもそもその議論に参加している大人たちがどれほど古文・漢文のことを分かっているのだろうかと疑問になる。
 中・高ぐらいで受験勉強のために学習はしたが「それっきり」レベルだとしたら、まさに話にならない。ノリだけで物を言うな、という感想である。

 まるで「子供の学習能力は大人と比して優秀であるから、格段に幼いうちにあらゆる難しい物事を詰め込んでおけば全て覚えることができる。故に親がものにできなかった特殊な分野は子供のうちにやっておかなければならない」という幻想に取り憑かれているかのようである。

 さて、子供に詰め込み教育を施さねばならぬほど、成人の学習能力は寂しいものなのか。
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by muzina-giku | 2006-08-22 21:41 | 時事

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by muzina-giku
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