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「聞くためには沈黙が必要だ」
 どうやらオレが文章を書く時、耳で音を拾って書きつけていくようだ。頭の中で書こうとしている文章を一度音声にして、それを記述していく感じというか。

 そういうことなので、周囲で邪魔な音を出されるのは非常に嫌だ。
 雑な音が入ると文章が聞こえなくなる。台詞のあるドラマやアニメなどは最悪だが、歌詞のついた音楽なども遠ざけておきたい。

 いわゆる「アニメ声」などはマイク通りの良い声であるからなのか、非常に耳に付く。TVという機械から出る音なのだから、ボリュームを絞ってくれと毎回毎回、隣室の野郎に腹を立てる。
 自分の声でも頭蓋骨が振動するのが不快で、仕方ないので無言で出向いてリモコンを奪い容赦なく音量を下げるのだが、その時の様子は確認したわけではないが相当に恐ろしいものらしい。



 書いている時に限らず、好みでない音源を大音量で無理矢理に聞かされることにはストレスを感じるものだが、昨今の日本ではどこに行っても音がでかい。
 店舗の有線放送にしても、携帯の着メロにしても騒々しいとしか感じられない時がある。
 バラエティ番組で、怒鳴るような口調で他のメンバーにダメ出しをするタレントとか、耳に対してもう少しマイルドな口調にならないかと思ったり。

 ストレスを感じる音に対して、耳の穴は閉じられないということが非常に歯痒い。
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by muzina-giku | 2006-07-31 23:43 | 日記でしかない
犬は宇宙を夢見ない
 地球上に生まれた生物のうち、初めて地球軌道上を回ったのはライカと呼ばれる犬であった。
'ライカ'というのが犬種なのか固有名なのかは混乱をきたすのだが、「ロシアの犬」という意味で「ロシアン・ライカ(Laika:吠えるの意味、つまり犬)」とソ連が報道していたのが、ライカという名前として受け取られたということらしい。件の犬には「クドリャフカ(巻き毛)」という別の愛称もあった。

 輝かしい経歴を持つこの犬は、宇宙空間に打ち上げられてそこで死んだ。その死因についても真実は分からない。
 時代的に米ソ冷戦時代、宇宙開発競争真っ盛りの時期である。実験の詳細はシークレット、目ぼしい業績は粉飾報道で歪められたからだ。そして何より、犬を乗せた人工衛星スプートニク2号は大気圏再突入の際に破壊し、消滅した。

 打ち上げ当時の報道では、犬は一週間程度生存していたことにされたのだが、ソヴィエト崩壊後に公開された情報では打ち上げ後数時間で死亡したと考えられている。
 しかし犬がどのタイミングで死亡したにしろ、宇宙船には大気圏再突入用の機器はついておらず、どのみち犬が生存のまま帰還することは出来ないことになっていた。
 死を意味する大気圏再突入寸前まで犬が生存していた場合、毒物を混入した餌が与えられ安楽死させられる予定だった。

 犬にとっては「生物初の宇宙旅行」や「国家の威信をかけたプロジェクト」などどうでもいいことなのだろう。後に繰り返し語られることになるこの実験も、犬にとってみれば非合理な死でしかない。
 ただ人類が文明の恩恵を受けている陰で、同じように非合理を引き受けている存在が他にも存在することを心にとどめておきたい。
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by muzina-giku | 2006-07-30 23:49 | 理系
返り討ち
『ゲド戦記』の公開前特集番組を見ながら、ストーリーの激しい改変具合に唖然とする他ない。
 スタジオジブリ作品だから人目が集まり、より多くの人々に対してアピールするようにストライク・ゾーンを広げようとしたらしいのは分かる。しかし、ターゲットが絞り切れておらず、結局強調したいテーマがぼやけてしまったのではないか、と。

 オレがある種のトラウマを感じた4巻からヒロインを引っ張ってきていたり、クモを女性にしてしまっていたり、確かに原作である第3巻に女っ気はないがテーマ性を掘り下げるために行なった改変とは思われないのが不満である。

 あまりのことに原作者によるファンタジー論をまとめた『夜の言葉』を発掘して、読み込んでしまった。
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by muzina-giku | 2006-07-29 23:17 | 日記でしかない
好む好まざるに関わらず、好みの問題
 理屈では理解できるが驚嘆することばかり。大自然の営みを撮影して、流しっぱなし(余計なクイズやアホなタレントのコメントが入らず説明が流されるだけの編集)の番組を見ているとそう思う。
 環境が先か適応が先かの議論は置いといて、生きるために行なっている行動が合理的な戦略に見えることに驚く。

 芸術においても、作品を構成する要素の何がどのような効果を持っていて、それらが高いレベルで無理なく統合され全体として感動を呼び起こす、というような作品を享受しながら、圧倒されてしまう時がある。
 どこがどう凄いのかは説明できるのだが、作品のパワーというのはどう説明していいのやら。そして、世の中のすべての人間が、オレと感じるツボが同じとは限らないことがまた話をややこしくする。

 人によっては複雑ではない、非常に分かりやすい事柄を好む人もおり、別方面にはとにかく入り組んだ、要素の込み入った物を嗜好する人もおり、最終的には「好みの問題」で片づける他にないような気もする。
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by muzina-giku | 2006-07-28 23:40 | 日記でしかない
小学生レベル
 セクハラ裁判のニュースを見ながら、「小学生レベルから進化してないのだなぁ」と思う。

 記憶にあるかどうか、小学生男子などは無闇矢鱈に汚物やら排泄器官の名前を口に出し、そのこと自体に笑いを見いだすという時期があるらしい。
 そして、ウケを取りたい一心で件の単語を状況を見ずに連発し、ある日突然学級会議で「山田君(仮名)は授業中うるさいので止めて欲しいと思います」と女子に注意されてしまうのだ。

 成長しても「汚物・排泄器官を連呼することがギャグである」というレベルから脱することが出来ず、また排泄行為にとどまっていたネタも下半身全般ぐらいまでしか広がらず、それでもなおウケを取る努力は止められない、ということで、しつこく繰り返していたら学級会議ではなく裁判所に持って行かれたということだろうか。


 考えてみれば、職場は下ネタ連発する者をチヤホヤする場ではなく、賃金のために労働をする場である。不快でない人間関係くらいは必要かも知れないが、「下ネタで人間関係が改善される」と本気で信じるような想像力の欠如した人間は職場から排除されても仕方ないのではないだろうか。
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by muzina-giku | 2006-07-27 23:04 | 時事
ひまわりバッジ
 明日使える無駄知識の番組で「弁護士バッジの裏には紛失回数が刻まれている」というという知識が紹介されていたが、そりゃそうだと思う。

 あのバッジをつけていることで、裁判所では弁護士はフリーパスで中に入れることになっている。おそらくは弁護士の経験・勉強のため裁判の傍聴を自由にできる権利をということなのだろうが、これを悪用したい人種も大勢いるのではないかと思う。

 たとえば重大事件の裁判の際、マスコミは取材のために傍聴券を求めてアルバイトに行列をさせたりする。そこから考えれば、ボディーチェックなしに裁判所内に入れる弁護士バッジはさぞや魅力的に違いない。
 だからといって、弁護士資格のない者が弁護士を装ったりしたらいろいろと問題になるに違いない(触法行為かな?)。

 そういえば2003年8月くらいにネット・オークションに弁護士バッジが出品されて、何だか問題になっていたようだけれど、あの結末は結局どうなったのだろうか。
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by muzina-giku | 2006-07-26 23:42 | 雑記
三作目
 ある一つの完結した作品がある。
 好評だったので続編を希望する声が多く上がり、作り手も「もう少しここを作り込めばさらに良くなったかも」と感じている部分があったので、続編を作ることに意欲的である。

 そういうわけで第二作目が制作されるが、前作において物足りなかったところを重点的に作り込んであるので、結果はおおむね好評。

 1,2と評判が良ければ、もう一山当ててやろうとさらに続編を作ろうというのは人間として当然の情である。
 ただ、一作目の欠点を二作目で補ってしまったわけだから、三作目は目新しさも含めて前二作とは違うテーマを追求しなければならないものだ。そういうことで、三作目はいろいろと新規のアイデアをぶち込んでしまうものらしい。

 ただし、新アイデアが1,2で積み上げてきたものと齟齬をきたさないか、まるで別次元のものとして浮きまくってしまわないか、というのは別次元の問題である。

 だからシリーズ物は第三作目が勝負となる、ということのようだ。
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by muzina-giku | 2006-07-25 23:16 | 雑記
比較対象
 写真などで対象物の大きさが分かりづらい時に、比較対象として隣に置かれることの多い煙草の箱。
 しかし、こう嫌煙ムードが広がってくると煙草の画像だけでも嫌がる人間が出てくるのだろうなと思い、だからと言って代替品に何を使えばいいのだろうと悩む。

 ちょっと前にはカセットテープやビデオテープを選択したのだが、デジタル家電の普及で、レコードがCDに置き換わってしまったようにやがて馴染みのないものになってしまうであろう。
 ということで無難なところでは、350mlのドリンク缶なのではないだろうか。500mlペットボトルだと、製品によって微妙にサイズが変わるため大きさを比較するという用途には適さないと思われる。



 より小さいものであれば「消しゴムを隣に置いたら良さそう」とも思ったが、世の中にはこんなにでかい消しゴムもあるので、かえって大きさを示す役には立ちそうにない。
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by muzina-giku | 2006-07-24 23:36 | 雑記
TVドラマを消費する
 丁髷がついているドラマだというのに、家の年寄りは大河ドラマが嫌いのようだ。
 理由は良い役と悪役が分かりにくいことと、決まった時間にチャンバラをやってめでたしめでたしで終わらないことらしい。
 語らなくとも、視聴者が共有するルールがあって、その中で物語が進行しないと理解できないという状態になっているようだ。

 何かもっと新鮮な物語を消費したいと思っている人間がいる一方、旧態依然の考えなくても理解できるような型にはまった物語を必要とする人種もいるということだ。

 しかし家人の視聴する番組を、席を外せないという理由でたまに強制的に垣間見させられることがあるのだが、なぜかその番組はずっと前に見たくもないのに結末まで見させられた番組であるという不思議。
 話の筋も、台詞もオレは哀しくなるほど克明に覚えているのだが、その番組を好きで見ている本人は以前に同じ番組を見たことすら覚えていないようなのはどういうことなのだろう。
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by muzina-giku | 2006-07-23 23:26 | 日記でしかない
夜を明るく?
 星に見立てた人工照明の明かりで街をライトアップするイベント。
 しかし、ライトアップして明るくなった街からは本当の星は見えにくくなってしまう。皮肉なことであるが。

 もっと本当の星を見てみたいものだが、観測に向いている冬季にはクリスマスやら新年やらでライトアップが増量されたりして、星はさらに見えにくくなる。そんなに皆、夜の暗さは嫌いなのか。

元記事LEDで星の降る町 徳島、光のイベント開催

 約60万個の発光ダイオード(LED)が夜の町を飾る5日間のイベント「夢と光のファンタジー」が22日、徳島県阿南市で始まった。
 同市商工会議所の玄関の天井に曼荼羅(まんだら)を表現した「スターダスト・マンダラ」や、市役所の植木を利用し地元の海を再現した「うちよせる波」など、色とりどりの作品が夏の宵闇を鮮やかに染めている。
 イベントは商店街などが毎年企画し、阿南市に本社のある日亜化学工業がLEDを無償で提供している。

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by muzina-giku | 2006-07-22 23:36 | 日記でしかない

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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