「きな臭い」というと、火薬の硫黄を含んだ成分が焦げる独特の匂いをいうものとばかり思っていたが、辞書を引いたら「紙や布の燃える焦げ臭い匂い」とあって、自信が無くなってきた。
しかし「不正や暴力などに関連した、物騒な物事の起こりそうな予感」という意味もあるので、「きな=火薬説」は強く推したい。ただ、別の説で「布(きぬ)が変化したもの」というのもあるので正解は分からないのだが。
間違っても「南米原産の薬用樹木。マラリアの特効薬キニーネの原材料」であるキナではなかろうとは思うのだが。
軍事物は嫌いではないのだが、どうも射程があまりにも長大なミサイルに関しては「美しくない」という意識が先に立つ。
仮にも殺傷・破壊のためである武器であるのだから、安全な位置からスイッチ一つで発射できるような武器はイカンだろうと、かなり勝手な意見を吐いてみる。