自分語りには、底知れぬ魅力があるものらしい
 ブログというものは便利なツールであり、パソコンで基礎的な使用方法を習得している人間であれば簡単に自分の意見を世界に発信(一昔前のあおり文句だが)出来てしまう。
 そうやって突然、全世界に繋がってしまったからといって、人間というものはそれほど大層な意見を皆が持っているわけではなく、しかし自分の存在証明を出来るという誘惑に抗えるわけでもなく、ない知恵を振り絞り、その結果もっとも理解できていると思われる自分について語ってしまうものらしい。

 読者の反応がどうだというのではなく、とにかく語りたいし「反応があったら嬉しいな」程度のよく分かっちゃいないが、無防備で「行っちゃえ、ドーン」的な妙な勢いがついた文章を、往々にして書いてしまいまた事故検閲も無しにブログの載せてしまう。



 何かに似ていると思うが、その何かとは人と話していて延々と愚痴について聞かされている状況だ。

 仕事やら家庭の愚痴をこぼされて、しかし聞いてやれば気持ちの整理がつくんじゃないかと思って、適当に相づちを打つ。他人の話は要所で前後関係を整理しないと全貌が頭に入らないので、適当に話を整理して結論をうながしてみる。
 だが、おおよその骨格がついたところで愚痴の中身は別の愚痴へと脱線してしまう。

 そりゃ愚痴というものはこぼすもので、なんらかの情報を伝達し今後の対策を協議するという性格のものではないが、それでも相手が気の済むまで愚痴をこぼされ続けるというのも辛い。
 会ったことのない人間の性格的な欠陥、癇に障る発言など語られても、多分オレの人生に何らかの影響を及ぼすものではないと思われる。

「はー、そんなもんかい」ぐらいの興味しかないし、2時間も経てばおそらく記憶から消えてしまう類いの話である。
 せめて、もう少し起承転結がハッキリしていたり、語りに工夫が見られれば楽しめるのだが、と思うが。しかし、そこまで出来上がった話であれば、それはもうネタと言ってしまった方が良いのだろう。



 自分語りはオレだってたまにやるし、面白ければ否定もしないが、最低限読み物としての体裁が整っていないと批判の対象になるということだろう。
 取って付けたような結論になってしまったが。
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by muzina-giku | 2006-05-06 22:16 | 日記でしかない

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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