20文字ほどの文を2つ覚書として書き付けたのだが、その長さなのに自分の文であると分かるぐらい特徴を感じた。自分の文に最も接しているのは自分であるので、他の人が見た場合そこまで特徴を読み取れるとは思えないが、それでも文体を構築する努力をしてないつもりでも出来上がってしまうものだと感心する。
それでも時々は大きく文体が変わるタイミングはあり、それが書く道具に変化がある場合だ。大きな変化は、手でノートに書いていた時からワープロに変わった時と、ワープロからパソコンに変わった時。小さい変化では、使うノートのサイズを変えた時と、文章書きに使うソフトのフォーマットが変わった時。弘法筆を選ばずとは言うが、道具の変化による戸惑いが文章に表れてくるので、その影響力は非常に大きいのだと知れる。 しかし変化に戸惑いつつも新しい道具を使い続けるうちに、やがてバラバラでまとまらなかった物がある種の力に引きずられて落ち着く所に達するのだ。その頃になると、書かれている文章はやはり自分の文体の特徴を備えているというオチとなる。
by muzina-giku
| 2011-02-17 00:27
| 雑記
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