見たくない物を見ないで済む権利は不完全なので、最初から見ないことにする
 TV画面にごく普通に映し出されてしまうけれど、よく考えるとトラウマものの映像というのがある。目にすると見ている方は背筋が不快感にゾクゾクしていたたまれないのだが、番組の流れとしては観客が南米のサルみたいな声で笑う想定となっているようなものだ。

 たとえば、免許を所持しているが運転の頻度が極端に少なく、とても運転の腕前が芳しくない芸能人に自動車を運転させ難易度の高い運転を強要するものだとかだ。ある程度運転の経験があると、車をこする感覚を思い出すだけでも鳥肌ものなのに、それを笑いの種とする、その感覚が信じられぬ。

 また、笑いという流れではないけれど、魚介類を生きたまま解体し、新鮮だと謳って喰らう番組も苦手だ。自分で魚を扱うことはあるけれど、その時の止めを刺した後の神経の伝記的な反応で大きく痙攣する動きというのはいつまで経っても慣れぬ感覚なのだが、それに類する映像を公共の電波に載せて「ほらまだ動いてる、新鮮ですねえ」とやる感性は対処に困る。

 これが魚介類でなく哺乳類では絶対に映さないのだが、生命としての括りとしては同じなのではないかと思わぬではない。殺すのが良くないというのではなく、殺すことに対する躊躇を感じない編集に対する疑問だ。オーストラリアで活け作り禁止の法律があるのだというが、その理由は何となく分からないでもない。

 ちなみにグレードの高い和食料理屋では、魚介類を活け作りにはせず、きちんと時間を見計らって活き締めする方が一般的だ。理由は単純で、その方が死後硬直の身の強張りが取れて身の弾力が良くなり、たんぱく質分解酵素の働きで旨味成分が増えるから。なので、殺した直後にピクピクしてるのを喰って、「うまい」と言ってるのはバカ。
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by muzina-giku | 2011-01-25 00:50 | 雑記

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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