期待が重いのか、しつこいのか
 ノーベル賞の受賞者発表の時季になると、毎年のように「文学賞は誰?」という話題になる。本邦に於いては、最有力候補なる人物がずっと名前を囁かれ続け、そして今年も残念となり、あげく「来年は」となるのが風物詩の感となっている。あまりに期待され過ぎて、しつこく名前を挙げられるものだから、逆に何かの圧力のように捉えられているんじゃなかろうか。

 ともあれ、今年の受賞者バルガス・リョサに関しては、流石に名前ぐらいは知っているビッグネームである。しかし知ってはいるのだけれど、その昔ラテンアメリカ文学を未発掘の山を切り崩すかのように読みあさっていた時に、なぜか読んでいなかったのではあるけれど。

 南米の作家としてノーベル賞を受けた作家としては、他にガルシア・マルケスが有名である。しかし誰もが認めるもっと重要な作家であるボルヘスは、その受賞を長らく囁かれ続けていたのに結局は受賞を受けることはなかった。

 ボルヘスの未受賞はかなり意外なことだけれど、案外世の中というものはそうなのかもしれぬ。現在の「最有力候補」だって、似たような所に入り込んでしまってるんじゃないだろうか。
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by muzina-giku | 2010-10-08 00:44 |

斬るものなんでもヤワラカ仕上げ
by muzina-giku
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